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2015年4月22日

さくらインターネット のリソースブースト機能

カテゴリー: インターネット

このASARI.JPでも利用しているさくらインターネットのレンタルサーバに、リソースブーストという新機能(?)が追加されたようです。

アクセスが集中したときに発生する503エラー(ページが閲覧できなくなる)を回避するための機能で、簡単に言えば、普段は制限されている通信量の上限を、ブースト時のみ緩和する機能ですね。ブーストは最大3日間(2日後の24時まで)有効で、そのあとは14日後まで使えないそうです。

無料で提供ということで一見、素晴らしいサービスにも見えますが、だがちょっと待って欲しい!(笑) そもそも頻繁に503エラーが出るのが問題だ。この機能はユーザーの不満を誤魔化すため、少しだけ歩み寄ったにすぎないのではなかろうか? 根本的な解決が待たれる・・・。(新聞調)

冗談はさておき、実際さくらに関しては、以前からこの手の不満をよく聞きます。ちょっと使いすぎるとすぐエラーになるけど、具体的にどのくらいまでOKなのかは教えてくれない(らしい)ところも不満の一因だと思います。

まあ、さくら側の気持ちも分かります。ユーザーの通信速度が100Gだ、1000Gだというこのご時世に、制限なしで使わせていたら、いくらインフラを強化してもキリがありません。低価格のサービスでは仕方ない面もあるんでしょうね・・・。



コメント

私もさくらインターネットのリソース制限には一時期悩まされました。何が不満と言って、制限する際の閾値が非公開なことで、値を公開するとユーザーは許される範囲で最大限リソースを使おうとするから、ということなんでしょうけど、あまりに性悪説に偏った発想だと思います。

そもそもアクセスが集中したときにそれを支えるのがサーバ屋の仕事でしょうに、なぜ安易にアクセス制限という手段を執るのか。制限自体はやむを得ないとしても、なぜ条件を明確にしないのか。

このようにさくらの姿勢に常に憤ってきた身としては、今回のリソースブーストサービスは、ともかくもユーザーに歩み寄ったものとして評価できます。

ただ、アクセスの集中は予測不可能な場合が多いので、実際の有用性は疑問ですね。

投稿者 奥山 : 2015年4月23日 00:46

やはりポイントはそこ(情報開示)ですよね。
不満なら専用サーバをということなんでしょうね。

投稿者 浅利 : 2015年4月23日 01:38

興奮のあまり長文コメントしてしまってすみません(笑)

有り体に言うと、「アクセスの多いサイトを運営しているユーザーは迷惑」、「ユーザーはアクセスを増やすな、黙って金だけ払ってろ」と言わんばかりの態度なんですよね。

リソースブーストは不完全な対策かもしれないけど、一応「アクセスが多い=悪」という発想から脱却しつつある点で、良い方向性だと思います。

投稿者 奥山 : 2015年4月23日 01:54

実際にトラフィックを増やしているのはレンタルサーバの契約者ではなく、その契約者の顧客なんですよね。
3者とも大きな落ち度があるわけではないだけに、難しい問題ですね。

投稿者 浅利 : 2015年4月23日 13:38

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