ScrubDelete X 2.0b1

(※このバージョンはテスト用のβ版です。使用にはご注意ください。)

■はじめに

 最近のコンピュータディスプレイは昔に比べてかなり高解像度になりました。広い画面はとても便利でありがたいものですが、たまに使いにくい場面もあります。例えばゴミ箱へのドラッグです。頻繁に行うだけに、遠くのゴミ箱までドラッグする操作は非常に面倒です。

 ScrubDelete Xはマウスのスクラブ操作(マウスを素早く左右に振る操作)でファイルをゴミ箱に移動するためのユーティリティです。慣れるとドラッグするよりも楽に捨てられるようになります。捨て心地(?)もなかなか爽快です(^^;) ホットキーとの組み合わせでゴミ箱を空にすることもできます。動作環境はMacOS X 10.7以降(10.14以降推奨)です。


■インストールするには

 ScrubDelete Xはアプリケーションです。任意のフォルダ(アプリケーションフォルダなど)にコピーして起動してください。ログイン項目(起動項目)に設定することをお勧めします。

 ScrubDelete Xはバックグラウンド専用アプリケーションなので、起動しても特に何も起こりません。(起動した状態で更にScrubDelete Xのアイコンをダブルクリックすると環境設定ダイアログが表示されます。)

 旧バージョンからバージョンアップする場合は、いったん起動中のScrubDelete Xを終了させて(方法は後述)新しいバージョンに入れ替えて再起動してください。なお、インストール場所を変更した場合など、ログイン項目の再設定が必要になる場合もありますので、ご注意ください。


■使い方

 ScrubDelete Xの使い方は次のとおりです。


※ScrubDelete Xが有効なのはFinderが最前面にあるときだけです。Finderがバックグラウンドにある状態でスクラブ操作をしても何も起こりません。

■ScrubDelete Xの設定

 ScrubDelete Xの設定をするには、ScrubDelete Xが起動している状態でScrubDelete Xのアイコンをダブルクリックします。起動していない状態でダブルクリックした場合は、単にScrubDelete Xが起動するだけになります。

 次のようなダイアログが表示されます。設定が終了したらクローズボックスをクリックしてください。


■ScrubDelete Xの終了

 通常は特にScrubDelete Xを終了させる必要はありませんが、何らかの理由で終了したい場合は設定ダイアログを出して、optionキーを押しながらクローズボックスをクリックしてください。


■シェアウェアからフリーウェアに

 ScrubDelete Xは元々シェアウェアでしたが、バージョン2.0からフリーウェアとなりました。これまでサポートしていただいた皆様、誠にありがとうございました。ただ、今後も寄付は大歓迎です。数百円程度の少額でも結構です。下記メールアドレスまでAmazonギフト券でご寄付いただけると、大変励みになります(^^;) 銀行振込など、その他の送金方法をご希望の方は、メール等でご相談ください。

■おわりに

 ScrubDelete Xの著作権は作者である浅利哲に帰属します。取り扱いは一般的なフリーウェアと同じように考えてください。

 最後に、このプログラムにぴったりのサウンドを提供してくれたKURUMIさん、開発テストに協力してくれた仲野さん、どうもありがとうございました。


浅利 哲(あさり さとる)

電子メール: satoru@asari.jp
公式サイト: http://www.asari.jp/
Twitter: @SatoruAsari

バージョン来歴