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2011年2月19日

電子ブックリーダーとしてのiPad

カテゴリー: モバイル

ここのところJコミの漫画をたくさん読んでいて、改めて電子ブックリーダーとしてのiPadの使い勝手について色々と考えさせられました。これはたぶん、iPadだけでなく電子ブック全般について言えることなのかもしれませんが、感じたことを書いてみたいと思います。


まず良いところは、当たり前ですが本をしまう場所が不要なこと。漫画なんて20冊も30冊もあったら相当場所を取りますが、それを考えずに済むのは改めて良いなと思いました。容量の問題はあるにせよ、読みたいものをすぐに探せるのも魅力ですね。

また、本と違ってページを開いたままにしておくのが容易なので、フリーハンドで読めるのが意外と便利です。特に、何か食べながら読むには最高ですね(^^;)


問題点としては、まずは照明の写り込みですね。これは電子ブックの閲覧に限りませんが、iPad最大の問題点だと思います。かなり悩まされました。本来、紙の本を読む場所というのはおのずと照明が当たる明るい場所になるわけですが、そういうところが逆にiPadにとって最も相応しくない場所となってしまいます。なんとか姿勢を変えたりiPadを立て気味にしたりして読むのですが、重いので長時間やっていると腕が痛くなってしまいます。

これはたとえノングレア液晶を使っても同じかもしれませんね。電子ペーパーの端末を試してみたいですが、仮に良かったとしても、モノクロしかないという現状では悩ましい選択です。

また、大きくて重いので寝転んで使うのも困難です。昔はよく寝る前にベッドで漫画や文庫本を読んだりしていたのですが(最近はiPhoneでビデオを見るのでやらなくなった(^^;) )iPadだとほとんど無理ですね。むしろ寝ながら使うならiPhoneのほうが向いています。

また、ページめくりも液晶画面へのタッチ操作で行うのは快適とは言えません。最初はあの、紙の本のページをめくるようなアクションは未来的で格好良いし、一見便利そうにも感じましたが、すぐに専用ボタンがあったほうがいいなと思うようになりました。


iPadと電子ブックはまだiPodとiTunes Storeのように、他のサービスに乗り換えられないほど普及したという状況にはありません。他社も同様ですが、今後どこが勝ち組になるのか注目ですね。



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