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2017年11月 4日

Apple Macintosh IIsi 修理

カテゴリー: レトロPC

8月のお盆休みのとき、所有している古いPCを何台か出してきて動かしてみたのですが、そのときMacintosh IIsi(1990年発売)の電源が入らないことが分かりました。

Macintosh IIsi実際には、最初は途中まで起動したのですが、アイコンパレードのあたりでブツっと電源が落ちてしまい、その後うんともすんとも言わなくなりました。長いこと使っていなかった機器の電源をいきなり入れると、そこでとどめを刺してしまうことがあるそうですが、今回のもそのパターンでしょうか。最悪、火を噴いたりすることもあるようです(笑)

おそらく電源の故障、パーツは電解コンデンサだろうとは思っていましたが、そのまましばらく放置していました。(ハードディスクは抜いて別のマシンに入れたりしていた)

Macintosh IIsi 電源先日、重い腰を上げて電源のケースを開けてみると、予想通り基板の電解コンデンサが、いくつか液漏れしていました。そのコンデンサにはLongLifeとか書いてあってイラっときましたが、まあ25年モノじゃ仕方ないですね(笑)電解液は電源の下にあるマザーボードにもこぼれ落ちていて、このまま放置すると基板もダメージを受けるので、思いきって交換修理することにしました。修理したからといって、今後このIIsiを何かに使おうというわけじゃないのですが、いざというときのための練習として、壊してもいいやという気持ちでやってみました。

電源はどうやらソニー製で、パーツがかなり密集しています。私はこの手の作業はそれなりに経験豊富ですが(昔バイトでやっていたことがある)リスクのある電源の修理ということもあって、さすがに少し躊躇しました。特に、古いパーツは取りにくいという話ですしね。でも1つ外してみたところ意外となんとかなりそうです。以前購入した半田吸取器が大いに役に立ちました。これがなければできなかったと思います。あとは根気よくやるだけです。

Macintosh IIsi 電源調べてみると、電源基板の電解コンデンサの数は全部で14個です。今回はそのうち10個を交換しました。(左の写真はその10個を抜いたあと) 部品代は1,500円くらい。1個ずつ買うと高いですね。

交換しなかったのは、中央の大きめの2個と、面実装の小さなもの2個です。前者は買うと高そうだったから(笑) 後者はメイン基板に直立して取り付けてあるサブ基板(右のケーブルの束の左にある)にあり、交換が大変そうだったからです。本当は全て交換したほうがいいのは分かっているのですが、これで直らなかったら改めてやることにしました。どちらも見た目は大丈夫そうでしたしね。

Macintosh IIsi 画面コンデンサを交換して全ての基板を洗浄したあと、念のためベランダで電源+マザーボードのみのテストをしました。(マザーボードがないと電源投入できない) 幸い何の問題もなく、改めて組み立てて試してみると、あっさり起動しました。そのあと小一時間ほどテストしてみましたが、快調に動作しています。

残念だったのは、いつもの8インチのSVGAモニタには映らなかったことです。(最初は修理失敗かと思った) Quadra 700では使えたんですけどね。古いシャープの19インチSXGAモニタには映ったのですが、これだとアスペクト比が5:4なので、縦に少し間延びしてしまいます。なお、このモニタでは640x480の34kHzとして認識しているようです。本来のVGAは31kHzだと思いますが、QuadraはIIsiより新しいので、両方に対応しているのかもしれませんね。


サンワサプライ 3.5クリーニングディスケット CD-31W
FDD(フロッピーディスクドライブ)にも1つ問題がありました。読み書きは快調だけど、ディスクが排出されません。(MacのFDDはオートイジェクトで、デスクトップにマウントされたディスクのアイコンをゴミ箱にドラッグすると排出される)

排出時に、あの独特の音がしないので、メカではなく電気的な故障でしょうか。まあ、横の穴に棒をつっこめば排出できるのでOKですが、これも練習と思って、そのうち分解してみますかね。なお、事前にフロッピークリーナーも買っておいたので、ヘッドのクリーニングもしておきました。これ、Amazonで400円くらいでしたが、そのうち手に入らなくなると思います。

DiiMOCache 50MHzちなみにこのIIsiは、私の初めてのMacです。中古で購入したあと何年か使って、そのあと友人に譲渡したのですが、数年後にまた帰ってきました。これにはDiiMOCacheという、68030 50MHzのアクセラレータも入っていて(オリジナルのIIsiは68030 20MHz)当時のOSで使うとかなり快適です。せっかくだから、もうしばらく手元に置いておくことにします。

以上、ダメ元でやった修理でしたが、成功するとそれなりに嬉しいですね。経験値が上がった気がします(笑)



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