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2017年9月16日

黄ばんだプラ素材の漂白 その2

カテゴリー: レトロPC

11日の日記の続きです。キーボードもやってみました。方法は前回と一緒ですが、パーツが多いので、単純に分解が面倒ですね。手間のほとんどはそこかもしれません。また、キーボードのキートップは小さくて軽いので、溶液の中でクルクルと回ってしまって、それを抑えるのが大変でした。割り箸で直したりしても、すぐに裏返っちゃうんですよね(^^;)

マウス&キーボードの黄ばみ漂白そんな苦労もありましたが、期待どおり白くなりました。うまくいけば、やはり満足感は大きいですね。

比較のために、うちでいちばん黄ばんでいるMacintosh IIci(マザーボードはQuadra 700に換装済)と並べておきます。これ、新品の状態では同じ色だったと思うんですよね(笑) なお、今回はこのキーボードの底板は処理しませんでした。あまり黄ばんでいなかったのと、分解するには(たぶん)底板に貼ってあるシリアルナンバーのシールを剥がさないとならなかったからです。


最後に、今回マウスとキーボードの2つで試してみて、この漂白法についていくつか思ったことがあるので、書いておきたいと思います。まず、元々あった黄ばみ以外の汚れは、そのまま残ってしまいますね。手垢とか黒ずみとか、水洗いで落ちないような汚れはそのままでした。先に徹底的に綺麗にしてからやったほうが良いのかもしれません。

また、こうやって溶液に浸して処理すると、かなりの量のワイドハイターEXパワーを消費します。最初に1リットルのお徳用ボトルを買ったのですが、それはもうなくなって既に2本目です。キーボードより大きなもの、または体積が大きなもの(例えばこのIIciのケースなど)を処理するには、この方法では難しいですね。溶液をジェル状に加工して塗る方法もあるようなので、機会があれば試してみたいと思っています。

あとこれは個人差があるかもしれませんが、ワイドハイターEXパワーの原液には強い匂いがあり、それが若干ですが処理後に残ります。しばらくすると消えるとは思いますが、気になる人は気になるでしょうか。個人的には、意外と爽やかな匂いで、あまり嫌いではありません。まあ、もともと衣服に使うものですから、そこは考えてあるのでしょうね。



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