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2015年3月 9日

Linux Mint その5

カテゴリー: コンピュータ

4日の日記のその後です。だいぶ満足いく環境になったので、使い道を考えてみました。Linuxじゃないとできないことというのはほとんどないわけですが、1つだけあるとすれば、それはLinux向けアプリケーションの開発です(^^;) 初めてLinuxをいじってからもう20年くらいになるけど、これまでずっとプログラミングには手を出して来なかったので、遅ればせながら少し試してみたくなりました。

基本的なコンパイラ等は標準で入っているはずですが、やはりIDE(統合開発環境)がないと不便です。何が定番なのかよく分からなかったので、まずは唯一名前を知っているEclipseを入れてみました。Javaの開発環境として有名ですが、プラグインを入れればC/C++も扱えます。IDEの操作もVisual Studio(マイクロソフトが出しているWindows用のIDE)と大差ありません。開発からデバッグまで、何も読まずに問題なく使えました。これでとりあえず、コマンドラインツールは作れるようになりました。

次に、GUIのアプリケーションを作るにはどうするのだろうと調べてみました。どうやらGNOME系のデスクトップ環境ではGTK+というフレームワークが主流のようですね。更に調べてみると、GTK+にはAnjutaという専用のIDEまであるようです。さっそくインストールしてみましたが、こちらも問題なく使えそうです。

GTK+を本格的に学ぶとなると時間はかかるでしょうが、習得じたいは難しくなさそうです。基本はC言語によるAPIですが、Windows API(Win32 API)などより、かなりモダンで洗練されている印象です。変に難解なところもなく、よくまとまっていますね。また、パッキングボックスという概念が面白いですね。フォントが変わってもレイアウトが崩れにくいのは、こういう仕組みがあるからなのでしょうか? まだまだ全体像はよく分かりませんが、猛烈に何か作ってみたくなりました(^^;)

ただ、長時間プログラミングするとなると、VAIO type Pの小さなボディでは厳しいですね。体を壊しそうです(笑) いまデスクトップPCにLinuxは入れていないのですが(こないだドライブを入れ替えてから入れていない)パーティションは空けてあるので、そちらにも環境を作ってみようかな・・・。


関連リンク
Linux Mint その6 (2015年04月14日)



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