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2016年2月22日

YAMAHA refece DX その後

カテゴリー: DTM/楽器

12日の日記のその後です。購入から10日ほどたちました。既にかなり色々といじり倒していますが、やはり良いですね。ボディはコンパクトだけどしっかりしてるし、何も繋がず、電源を入れるだけで演奏できるのはとても手軽で楽しいです。内蔵スピーカーでは大きな音は出ませんが、それでもクオリティは満足いくレベルです。1つの楽器として、早くも愛着を感じ始めています。

スペック的には、現代のシンセとは思えないくらい低機能だと思います。FM音源は(進化しているとはいえ)4オペレーターだし、今時8音ポリフォニックで、マルチティンバーですらありません。プリセットも僅か32音色です。(自分で作った音はここに上書き保存する)

しかしこのシンセ、とにかく音は良いです。プリセットの音色をヘッドフォンで聴いてみて、正直シビれました(笑) 特に金属感のある音のアタックの繊細さは素晴らしく、これまで、こんなに良い音を聴いたことはありません。まあ、私は80〜90年代のシンセしか持っていないので当然の技術差なのかもしれませんが、メーカーも音だけは手を抜かなかったなという印象です。D/Aコンバーターの性能も良いのでしょうか。これぞハイレゾって感じですね(^^;)

ちなみに音源が低スペックなのは、おそらくDSPを利用しているからじゃないかと思っています。そう、このシンセはある意味、DSPを利用したソフトシンセ(?)なんですよね。エフェクターもDSP でやってるんでしょうし、この値段で売ることを考えたら、これが限界だったんでしょう。保存可能な音色数はDSPの能力とは関係ないような気もしますが、他とのバランスを考えれば、仕方ないですかね。

余談ですが、自分で作った音を保存するために、プリセットの音を消さなければならないというのは、意外と残念なものです。まあ、このシンセに限った話ではありませんが、プリセットが減ってもいいからユーザーエリアは別にしてもらえると嬉しいんですけどね。そう思うのは私だけでしょうか? 音作りも積極的にやってみたいので、残したい音と消してもいい音を慎重に検討中です。なお、音色をファクトリープリセットに戻すことは、1音色単位で可能です。


噂の高品位鍵盤は、店で触ってみたときよりも好印象です。あのときは電源が入っていなかったけど、やはり音が出ないと鍵盤の良し悪しは判断できませんね。タッチは軽めですが、ちょっとした抵抗があって弾き心地が良いです。ミニ鍵盤はまだ慣れませんが(特に黒鍵が滑る(^^;) )私はもうキーボードはこれをメインとして使っていくつもりです。USB端子でMIDIキーボードとしても使えるし、打ち込み用に買ったKX25はもう引退ですね。

バッテリは5時間くらいもつということで、既に2回ほど充電しています。電圧低下のメッセージが出ると、そのあと割とすぐに切れてしまいますが、これはニッケル水素電池だからかもしれません。電池は単3型が6本なので一度に充電できません。6本同時に充電できる充電器が欲しくなりますね。でも予備の電池も確保したので、交互に使っていきたいと思っています。ACアダプターも付属していますが、今のところ使うつもりはありません。


プロテクションラケットのケースも届きました。実売5千円くらいのものとしては、頑丈そうで満足です。ジッパーを閉じたあと、旅行バッグみたいに小さな南京錠で固定できるようになっています。(付属はしていません) ポケットはちょうど取扱説明書が入る大きさで、思ったより収納力があります。ショルダーストラップは取り外し可能です。私は家で使うだけなので外してしまいました。


関連リンク
YAMAHA refece DX その後2 (2016年04月22日)



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