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2016年6月29日

Guitar Rig

カテゴリー: DTM/楽器

せっかくオーディオインターフェイスを買ったんだからギターでも録ってみようと、Native Instrumentsのギターアンプシミュレーター、Guitar Rigのフリー・バージョンを入れてみました。MASCHINEを買ってから、私はすっかりNIのファンです(^^;)

20160629.jpgフリー・バージョンのアンプは1種類だけなのですが、エフェクターはたくさんあるので、そこそこ使えます。音も、思ったより良いですね。オーディオインターフェイスの力なのか、アプリの音作りが優れているのか分かりませんが、まさかPCでこんなに良いギターの音が聴けるとは思いませんでした。普段の練習や演奏など、自宅ではもうアンプなんていらないんじゃないかと思えるほどです。これはもうオーディオインターフェイスを所有しているギタリストなら必携ですね。ちなみに音はオーディオインターフェイスにヘッドフォンを繋いで聴きました。

アプリの操作法は、画面の左側にアンプやエフェクター等の機材がストックされているので、それを右のラックに並べて使うという感じですかね。中でも面白いと思ったのは、テープデッキという機材があること。その名のとおり録音できる機材なのですが、同じものが2台あり、ラックの位置(他の機材との接続順)によって、録音される音が変わるのです。例えばラックのいちばん上(アンプの前)にあるデッキは加工前の素のギターの音、ラックの下のほうにあるデッキは最終的な音と、2つの音を同時に録音することができます。これはギタリスト的には「分かってるね!」という感じで、なかなか素晴らしいです(^^;) まあ、通常はDAWソフトなどで(Guitar Rigをプラグインとして呼び出して)使うソフトだとは思いますが、単体でもかなり実用的です。

ちなみに、ノイズの多さは通常のギター・アンプ同様です。このあたりはエレクトリック・ギターの宿命で、どうしようもありませんね。いちおうノイズゲートも搭載されていて、なかなか良い性能だとは思うのですが、強く歪ませたりすると取りきれません。今はソフトシンセ全盛の時代、シンセは自宅でもプロ並の音で録れるようになりましたが、アナログの機材は、やはり難しいですね。



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