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2017年4月28日

KORG Legacy Collection - M1 Le

カテゴリー: DTM/楽器

3月に購入したMIDIキーボードにバンドルされていたソフトを、暇を見ては試しています。ディスク容量が厳しくて、なかなか全てをインストールするのが難しいのですが、せっかくなので気になったものの感想を書いてみたいと思います。本日はKORG Legacy Collection - M1 Leです。KORGの往年の名機であり、PCMシンセの、そしてシーケンサーまで搭載したオールインワンシンセ(ワークステーション)のハシリでもあるM1を、KORG自らが完全再現したソフトシンセです。

実のところ、古いPCMシンセを使うことにあまり興味はありません。サンプリングなんて、古いより新しいほうが良いですからね。ただ、個人的にはこのM1だけは別です。なぜなら、私は実機を持っているからです。あとから中古で買ったのではなく、当時新品で購入しました。私の初めてのシンセでもあり、これ1台でいろんなことに使い倒した愛機なので、非常に感慨深いです。プリセット1番の"Universe"の音を聴いて、懐かしくて涙が出そうになりました(^^;) 実機はクローゼットの奥にしまってあるのですが、これがあれば、もう不要ですかね・・・。

バンドルされていたのは機能限定版ですが、フル機能版だと実機では別売りだった数多のROMカードの音色も全て使えるようです。私も全部は持っていないので興味深いです。特にアップグレードはできないようですが、まあ買っても4,980円ですから仕方ないですね。なお、KORG Legacy Collectionの全製品が入ったパッケージにアップグレードすることは可能なようで、そちらは19,800円ですが、興味があるのはWAVESTATIONくらいですかね・・・。

サンプリング系のソフトシンセというとディスク容量が気になるところですが、そこは80年代のシンセです。ダウンロードサイズは僅か14MB弱(Mac版)でした。ちなみにドキュメントのPDFも同じくらいの容量で、笑ってしまいました(^^;)

改めてプリセット音を聴いてみましたが、低容量ながら厳選された素材という感じで、シンプルだけど今でも使えそうな音色ですね。物量を投入した現代のサンプラーなどと違い、素材として使いやすいよう、うまく加工されている印象です。

コントロールチェンジ(エクスプレッション)にも対応しているようなのでEWIでも鳴らしてみたのですが、サックスなどの管楽器の音は、我が家の非力なMacBook Airでも良い感じで演奏できました。音も十分にリアルです。


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AAS Strum Session (2017年05月07日)



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