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2017年11月13日

Apple IIc その3

カテゴリー: レトロPC

9日の日記のその後です。週末かけて徹底的に綺麗にしました。この手の作業もだいぶ慣れてきたかもしれません。満足いくレベルになりました。

Apple IIc今回はケースを漂白するために全てのパーツを取り外す必要がありましたが、以前のGIGAZINEの記事が凄く参考になりました。

なお、Apple IIcは製造時期によっていくつかパーツ構成に違いがあるようですが、今回のこのIIcはおそらく最初期のもの(ROMも16KBの最初のもの)のようです。

ケースは以前のオーナーによって何度か開けられたことがあるようで、ケース同士を固定するための爪が、何ヶ所か折れていました。届いたときから、中で何かカラカラ鳴っているので不安だったのですが、折れた爪でした。ケースはネジでも固定されるので、何ヶ所か折れたところで特に問題はありません。

トップケースの上部には排熱のためのスリットが開いていますが、その裏には、なんと不織布が貼ってありました。たしかに埃が入りやすい部分ですが、ここまでしてある電子機器は見たことがありません。幸い、綺麗に剥がせたので洗って再利用しました。元は、おそらく薄めた木工用ボンドか何かで貼ってあったのだと思いますが、剥がせなくなると嫌なので紙用のスティック糊で何ヶ所か固定しました(^^;)

Apple IIc マザーボードマザーボードも外して洗浄しましたが、ここは分解された形跡がありませんでした。ケースから出ている支柱の一部を溶かして固定しているようなところがあったので、そこはカットしました。

キーボードのキーの下には、GIGAZINEの記事にもあったとおりゴム製のシートがあって、例によって経年劣化が酷い状態でした。水洗いするとボロボロと海苔のように粉々になってしまいました。ちなみにその下には更に合成皮革っぽい素材のシートがあり、そちらは良い状態でした。

かなり厳重な作りになっていますが、ゴムシートがなくなったら、逆にキータッチが良くなったように感じます。フニャフニャした感触だったのが、メカニカルキーらしい軽快なタッチになりました。このゴムシートはいったい何のためにあったんですかね。埃が入りにくくなる、また乱暴にキーを叩いても壊れにくくなるというメリットはあるかもしれませんが、はっきり言って不要ですね。

Apple IIc キーボードなお、キースイッチ自体も少し調整しました。IIcのキーボードはアルプス製とAtlanta Photocircuits製があるそうで、これは後者のようです。このスイッチにはΩ記号を逆さまにしたような針金が入っていますが、これはキーを押したときに抵抗を与え、更に押し込んだときにカチっというクリック感を出すためのもののようです。(Cherry青軸の感触に少し似ている)ただ、この針金が閉じすぎているとキーが引っかかるような感触になり、逆に不快です。いくつかのキーがそうなっていました。

そこで、1つ1つ針金を(ほんの少しだけ)曲げて調整しました。広げすぎると今度はクリック感がなくなってしまいますが、それはそれでアリかもしれません。実際、ESCキー(フルキーの左上)の針金は錆びて折れていましたが(何か液体が混入したようです)タッチ自体は悪くないです。(Cherry茶軸のようなスムーズな感触)

Apple IIc フロッピーディスクドライブフロッピーディスクの挿入口の部分も漂白する関係で、そこも分解したのですが、こちらはアルプス製です。MADE IN JAPANでした。ベルトドライブなので、そのうちダメになると思いますが、交換はとても簡単そうなので、合うサイズのベルトが手に入れば自分で修理できると思います。

漂白はボディ(上、下、背面)とスペースキー、前述のフロッピーディスク挿入口のみ行いました。スペースキー以外のキーは変色を感じなかったので、洗浄のみです。

以上、例によってこれで他者由来の埃や雑菌はほぼなくなったと思うので、気持ちよく使えますね(^^;)



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