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2018年9月16日

Multipleを自作

カテゴリー: DTM/楽器

モジュラーシンセのMultipleモジュールは信号を分割するだけの単純な機材なのに、パッシブタイプでも5〜6千円くらいします。欲しいものはたくさんあるし、そんなところに予算を割くのはバカらしいので、アルミ板とジャックの部品だけ買って自作してみました。(写真の右端のやつ)

自作Multiple)仕様は、市販品でよくある8端子のタイプです。上4つと下4つが、それぞれ内部で繋がっているので、例えば左の写真のように黄色のケーブルから入ってきたクロック信号を、緑とオレンジのケーブルに分割したいようなときに使います。最大で3分割までできるわけですね。逆にミックスも可能なはずです。

電子工作としては超初級レベルなのですが、アルミ板の加工が想像以上に大変でした。制作時間の99.89%は板金加工かもしれません(笑) 当分やりたくないですね。幅は最初2HP(HPはユーロラック規格の横幅の単位で1HP=1/5インチ)でやろうとしたのですが、ジャックの幅がギリギリで加工が難しく、強度も不安だったので3HPにしました。

自作Multiple (裏)アルミ板の厚さは、以前のブランクパネルのときの倍の1mmにしてみましたが、切ったり穴を開けたりが本当に大変でした。そのくせ簡単に曲がるし傷つくし、穴あけ位置は微妙にズレるし、手作り感あふれるデキになってしまいました。これ以上は、ちゃんとした工具がないと駄目ですね。本当に体を壊します。

なお、中央付近のジャックにケーブルを挿すと簡単にたわんでしまうので、裏からブランクパネルのときの廃材で補強しました。これは我がながら良いアイデアで、単純に巻き付けただけでバッチリうまくいきました。

ロゴはプリンタでラベルシールに印刷したものを切って貼っただけですが、もうちょっと格好良くできないか考えたいです。文字だけならインスタントレタリング(懐かしい)とかが良いんですかね。今なら(使ったことないけど)転写シールでしょうか。

まあ、いろいろ不満も残りましたが、とりあえずちゃんと使えているので満足感はありますね。



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