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2022年3月24日

STEINBERGER Spirit GT-PRO DELUXE その後2

カテゴリー: DTM/楽器

12日の日記のその後です。先日交換した2つのハムバッカーは、片側のコイルだけを使用する、いわゆるコイルタップが可能なので、試してみました。

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ボディ右下のトーンコントロールのノブを取っ払って、そこに小さなトグルスイッチを付けました。ON(ネック側)にすると2つ同時にコイルタップされます。HSHが3Sっぽくなるわけですね。これで合計9パターンの音が使えます。

独立したスイッチではなくハーフトーン時に自動的にコイルタップされるよう配線する手もあったのですが、それだと音の違いを比べられないし、何よりトーンのノブが邪魔だったという理由があります(笑) このギター、操作系が窮屈なのでセレクターやトレモロアームに触るとき、ついノブを動かしちゃうんですよね。それに、昔から私はパッシブピックアップの、この減衰しかできないトーンコントロールに価値を感じません。アンプで調整できれば十分です。

そんなわけで邪魔にならない、なるべく小さなトグルスイッチを探して付けました。元々のポッドとは径が違うので穴が大きすぎましたが、付属していた菊座金を付けたらガッチリ固定できたので、とりあえず良しとしました。穴を埋めることも考えたのですが、元に戻したくなったとき大変ですしね。回転方向に動かすわけじゃないので、あまり緩んだりすることもないと思います。

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ちなみに、右の写真が外したポッドです。ポッドにスイッチがついたパーツも存在するので、そういうのに交換する人が多いようですが、おそらくこのギターには入らないと思います。この下にインプットジャックがあるからです。ボリュームノブ側になら入るかもしれませんが、私はボリュームにスイッチがついた仕様は好みません。ボリュームは小指1本で素早く回したりするので、絶対うっかり押してしまいます。


過去にコイルタップできるギターを弾いたことがあったかどうかは記憶が曖昧で、ほぼ初めてのようなものですが、音も期待より好印象です。完全にシングルコイルの音になるわけではないと聞いていましたが、センターのシングルと切り替えて弾いてみても違和感がありません。単独でも意外と良い音です。バッキングなどで音をスッキリさせたいときに使うと良いのではないかと思いました。いろいろ試してみたいです。



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