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2006年6月20日

GarageBand

カテゴリー: DTM/楽器

今更ですが、GarageBandを初めて試しました。興味がなかったわけではないのですが、Power Mac G5にバンドルされていたバージョン1は一度も起動したことがありませんでした(^^;) なんだか個性の強いループシーケンサーみたいなイメージを持っていて、食わず嫌いがあったかもしれません。MacBookを購入して、自室でリラックスした時間にMacを使えるようになって、やっと試す気になりました。バージョンは3に上がっているようですね。

第一印象は「思ったより普通のシーケンサーだな」でした(^^;) ただ、市販品のような高度なエディット機能はほとんどありませんね。まあ、生演奏っぽい打ち込みをするのでなければ十分なのかもしれませんが、個人的にはもう少し複雑なクォンタイズができると嬉しかったです。

入力に関しては、ミュージックタイピングという機能が凄く良いですね。今までこの手のソフトウェアキーボードで実用になるものに出会ったことはありませんでしたが、これは使えます。試した限り、リアルタイムで5和音まで入力できますね。昔Macってこんなに同時にキーの状態を(プログラムから)取得できなかったと思うのですが、こんなところも進歩しているんですね。更にベロシティセンスがあれば最高でしたが、さすがにそれは無理か(笑)

このミュージックタイピングと内蔵ソフトシンセを使っての打ち込みは、もの凄く快適ですね。他に何も繋がなくていいという手軽さが嬉しい。音声データの録音もできるようだし、MacBookをスタジオに持ち込んで、これだけでデモテープの録音ができますね。一昔前では考えられなかった世界だ(^^;)

また、最近のアップルのソフトウェアは皆デザインが秀逸ですね。その点では今まで使ってきたどのシーケンサーよりもクールです。開発者として見ても、こういうアプリを作りたいなと思わせるデキですね。

付属のループ素材も楽しいです。種類も豊富だし、聴いていると色々とインスパイアされます。これを使って何か作ってみたくなりました。ただ、こういう出来合いのデータを使って作った曲は、果たして本当に"自分の作品"と呼べるのだろうかという疑問はあります。こういったものは昔からありますが、その点に関してはずっと気になっていました。主題となるメロディがオリジナルなら良いのかな?(^^;)



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