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2006年12月 8日

K10D 大人気

カテゴリー: カメラ

先月末に予定どおりペンタックスのK10Dが発売されました。予想を超える大人気だそうで何よりですね。ネットでも、さっそく購入された方の作例などが見られるようになってきて、私も心穏やかではいられない今日この頃です(笑)

しかし、よく考えてみると、今の*ist DSから買い替えるにはデメリットもないわけではないということに気づきました。もちろんメリットは大きいのですが、買うとなれば10万円オーバーの出費ですし、よく考えてみる必要がありそうです。

まず、今より大きくて重くなること。これは実際に手に取ってみないと分かりませんが(まだ実物を見たことがない)小さいモノ好きの私としては、コンパクトなデザインがペンタックスを選んだ大きな理由ですから、無視できない問題です。もしK10Dが大きくなった理由が防塵防滴性能にあるなら、それをなくして小型化したモデルが欲しいですね。どうせ、実際に使うレンズは防塵防滴じゃないものが大半なんだし、私にとっては無駄な機能です。

次に、一見メリットにも思えますが、ISO感度が100からとなった点。今までペンタックスが採用してきた600万画素CCDは最低感度が200でした。これは50あるいは100が定番だったフィルム時代から比べると大きなメリットだったと思います。しかし、K10Dの1000万画素CCDでは最低感度が100になったので、最高画質で撮ろうとすると、今までよりシャッタースピードが1段遅くなり、使い勝手が悪くなります。ISO 100があるのに、それでも200を常用するというのは精神的にはかなり抵抗がありますから、なかなかできないと思います。まあ、手ブレ補正もあるし、フィルム時代に戻ったとまでは言いませんが・・・。

1000万画素になることによって、メモリカード、PCのディスク容量、編集するためのCPU能力などが今までより要求されるのも厄介です。特に容量はバックアップなどを考えると今でも面倒なので、困ったものですね。A4サイズくらいまでのプリントなら600万画素とのクオリティ差は分からないと言われていますから、分からないものにコストと手間をかけなければならないのは結構つらいですね。これも解像度を落とした設定で撮影すれば良いだけですが、上記の感度設定と同様、やはり精神的葛藤があります。どうしてもそのカメラの最高の画質で残したいという気持ちになりますからね。


K10Dの登場で、今後ペンタックスから出る中級機はみんな大きくなる可能性があります。ペンタプリズムファインダー搭載で小型軽量というカメラはもう出ないかもしれません。そう考えると今は特に不満のない*ist DSを使い続けるのが最良の選択なのかもしれませんね。それよりレンズを買おう(^^;)

ちなみに、来年予定されている超音波モーター搭載レンズも興味津々なのですが、あれって従来のカメラでも使えますよね? K10Dに新たに超音波モーター搭載レンズ用の電気接点ができたということは、逆に考えると従来のボディにはないわけです。従来ボディでレンズ内モーターが動かないのは仕方ないとして、ボディ内モーターでAFできるように作ってくれてますよね? ニコンが超音波モーターを採用したときは確かダメでしたが、もしK10D以降の機種でしかAFが動作しないとかいう仕様だったら、かなり残念だなぁ。そうなったらもうK10Dを買うしかないか!?(笑)



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