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2009年6月29日

MacOSX10.3.9.sdkの動作環境

カテゴリー: プログラミング

以前、仕事で作ったアプリケーションが、一部のMac OS X 10.3環境で起動しないという連絡があり調査したところ、今まで知らなかった事実が分かりました。そのOSは10.3.2だったのですが、どうやらそのバージョンでは、XcodeのMacOSX10.3.9.sdkを使用して作成したアプリは起動しないようです。

まあ、SDKの名前にちゃんと10.3.9と入っているわけですから、それより古いバージョンで動かないのは当たり前だと言われても仕方ありませんが、まさか起動すらしないとは思いませんでした。どうやらlibgcc_s.1.dylibというファイルが存在しないのが原因のようです。細かいバージョンアップでも意外と大きな変更があるんですね。

具体的にどのバージョンから動くのかは確認していませんが、テストにも限界がありますし、今後は動作環境には10.3.9、10.4.11、10.5以降みたいに、ちゃんとそれぞれの最終バージョンを書いて対応するしかないですね。

ネットに繋がっていないコンピュータは、ソフトウェアアップデートを行うのが面倒なので、ユーザー側にはこういった古い環境が意外と残っているのかもしれません。特に、特定の業務のみで使っているマシンには多いでしょうね。どこまでサポートすべきか、なかなか難しいところです。



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