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2015年9月21日

UVI Workstation

カテゴリー: DTM/楽器

16日の日記のその後です。UVI Workstationというフリーのサンプラーを試してみました。基本はプリセットサンプラーのようなソフトでサンプリング機能はありませんが、WAVファイル等の汎用の音声データを読み込んで演奏できます。

試しにmonotribeの音を1つ録音して鳴らしてみました。私はUSBオーディオ・インターフェイスは所有していないので、以前ギターを録るために購入したSOUND on SOUNDを使用しましたが、問題なく綺麗に録れました。波形の編集(前後の無音部分のカット等)にはAudacityを使いました。

このUVI Workstationは単独で動作するアプリとプラグインがあるのですが、どちらも起動してWAVファイルをドラッグ&ドロップするだけで、ちゃんと鍵盤で演奏できました。当然ですがポリフォニック(和音が出せる)だし、ベロシティ情報(鍵盤を叩く強さ)にも反応します。monotribe本体では不可能なので、なんだか嬉しいですね(笑) なお、1つの音を元に低い音から高い音まで広範囲に加工されるわけですが、思ったより自然な音色変化でした。音程ごとに用意した複数のデータを1つの音色として演奏する方法は見つけられなかったけど、サンプラーって普通、そういうことはできないんですかね? あとで調べてみたいと思います。

エフェクトも内蔵しているので(意外と豊富)適当にリバーブをかけて演奏してみましたが、なかなか素晴らしいですね。何よりmonotribeの音が良いです。ちゃんと録音してみて初めて分かりましたが、意外にローノイズですね。十分、使えそうです。

せっかくなので曲も聴きたいと、ネットにあったクラシックの無料MIDIデータをダウンロードしてきてCubaseで演奏させてみました。音色の合う合わないはあるけど、ちゃんとまともに演奏できています。mp3に出力したので、ここに載せようと思ったのですが、どうやればいいか分からなかったので今日は断念。まあ機会があればそのうち(^^;)

それよりも、予想以上に音が良くて楽しかったので、本格的なサンプラーが欲しくなってしまいました。調べてみると、やはり今はソフトサンプラーが主流のようですね。というか、もうほとんどハードサンプラーは絶滅危惧種なんですね。ソフトサンプラー+ハードウェア・コントローラといった構成の製品が主流のようです。まあ確かに、もう小さな液晶画面でチマチマやるなんて耐えられません。PCを使うことで安くできるし、当然の流れなんでしょうね。



コメント

ウチの押し入れの奥にYAMAHAのTX-16Wが眠ってます。たぶんFDが使い物にならなくなってると思いますが(^^;
なんか、昔チャットで楽器談義してたころを思い出しますね。

投稿者 仲野 : 2015年9月22日 10:38

今、ああいうラックタイプのサンプラーって全くないんですよね。感圧式のパッドのついた、DJの人とか、そっち方面に人気のタイプが、かろうじて生き残っている印象です。

楽器の話とか昔、結構しましたね。懐かしいです。私はreface DXに刺激を受けたのか、最近ひとりで懐古趣味に走ってます(笑)

投稿者 浅利 : 2015年9月22日 12:57

reface DX、未だに悩んでるけど、買ってもちょっとポロンポロン鳴らして「あ〜、DXの音だ〜」で終わっちゃう気がするのがなんとも(笑)。
ちゃんと弾こうとしたらやっぱり標準61鍵は欲しくなっちゃう。

投稿者 仲野 : 2015年9月22日 20:50

私の場合ミニ鍵盤は良いんですが(どうせほとんど弾けないので)買っても無駄遣いってとこは同じですね。埃を被ってる未来が見える!(^^;)

でもあの鍵盤はヤマハ曰く良いものだそうなので、一度どこかで触ってみたいです。

投稿者 浅利 : 2015年9月22日 23:52

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