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2007年9月26日

K10D その後

カテゴリー: カメラ

21日の日記のその後です。K10Dを入手してしばらくたちました。23日の日記のためにiPodの写真を撮ったくらいで、まだあまりちゃんとした撮影をしていないのですが、とりあえず使い勝手について感じたことを書いてみたいと思います。主に*ist DSとの比較になります。


・手ぶれ補正機能

手ぶれ補正についてはここにもなんだかんだと書いていますが、実は初体験です。使ってみると2.5〜4段分の補正効果というのに嘘はないなという印象です。また「ボディ内補正は望遠では不利、気休め程度」などという話をよく聞きますが、そんなことはありません。300mm(35mmフィルム換算450mm)の超望遠域でもちゃんと効果があるように見えました。レンズ内蔵だともっと良いのかもしれませんが、十分に役に立ちます。


・ファインダー

*ist DSより大きくて明るくて見やすいです。ピントも明らかに分かりやすいですね。倍率が大きいと周辺が見にくくなるように思っていましたが、そこも問題ありません。どういう理屈なんだろう。


・クイックビュー

クイックビュー(撮影直後の自動再生)時に拡大縮小ができるようになったのは嬉しいです。いちいち再生しなくてもピントがチェックできます。使ってみれば、こんなのできて当たり前の機能だなと思いますけどね(^^;)


・回転情報の記録

縦位置で撮影した写真が自動的に縦の画像で記録されるのは嬉しいです。カメラをいじっているとたまにコトっと何か音がするので気になっていたのですが、このためのセンサーでしょうか?


・電子ダイヤル

ほとんどの撮影を絞り優先AEで行う私にとって電子ダイヤルは1つで十分なのですが、余ったダイヤルにはモード毎に色々と機能が割り当てられて便利ですね。絞り優先AEには露出補正を割り当てました。

なお、電源スイッチと間違って前ダイヤルを回してしまったことが何度かあります(^^;) ちょうど*ist DSの電源と同じような位置なんですよね。併用してると慣れないかも。


・露出補正

露出補正ボタンの位置は*ist DSのほうが使いやすかったですね。前ダイヤルとの同時押しは難しいです。前述のとおり余っている電子ダイヤルを使うようにしましたが、位置的にグリーンボタン+後ダイヤルでもできれば良かったと思います。


・RAWボタン

これはJPEGを中心に撮影している私には嬉しい機能ですね。たまにRAWで撮影したくなっても、メニューからだと面倒でした。

 JPEGとRAWの同時記録は別にいらないかな。


・撮影モード

感度優先AEは意外と便利かもしれませんね。最初は、ISO感度専用のダイヤルがあればなと思っていたのですが、余っている電子ダイヤルにプログラムシフトを割り当てれば、これで代用できそうです。

X(ストロボ同調速度)モードも、外付けストロボをマニュアルで使うことが多い私には便利な機能です。以前、うっかりシャッタースピードの設定がシンクロ速度を超えてしまって(そうなると発光しない)故障かと悩んだことがあるので(^^;)


・測光モードレバー/ブラケットボタン

*ist DSではメニューからしか設定を変えられなかったので、簡単に変えられるようになったのは便利です。まあ、フィルム時代と違って撮影前にあまり露出を考えなくなっているので、これはなくても良かったかもしれませんが。


・フォーカスモードレバー(AF/MF切り替えレバー)

ここは断然*ist DSのほうが使いやすかったです。防塵防滴構造のせいでしょうか、スライド式がロータリー式に変わっていますが、堅くて使いづらいです。電池やSDカードの蓋を開けるスイッチも面倒ですね。


 以上、感じたまま書いてみましたが、連写をしてもRAWで撮ってもキビキビと動作が軽いのも魅力ですね。特にDA★レンズだとボディとのバランスもよく、超音波モーターのおかげもあって非常に気持ち良く撮影できます。これが中級機の、数字上に表れない良さなのでしょうか。EOS 40DのCMの渡辺謙みたいな気分です(意味不明?)



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