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2018年9月 3日

2hp Seq

カテゴリー: DTM/楽器

中古で安く売っていたので、シーケンサのモジュールを買ってみました。 2hpのSeqです。(写真の右端の細長いやつ)

2hp SeqYouTube等でモジュラーシンセのデモ動画などを見ていると、鍵盤を使わずシンセの音をシーケンサー等で鳴らしているものが目立ちます。実際、鍵盤を弾きながら音色をいじるのは面倒なので、おのずとそうなるのでしょうね。

更に、人間が作ったシーケンスではなく、音をランダムに鳴らしているようなものも多く、かなり印象的です。音楽と呼べるのかも微妙なレベルですが、ずっと聴いていると不思議なトリップ感があって、非常に面白いです(^^;) ぜひ私もやってみたくなりました。

調べてみると、ランダムに音を鳴らすためには複数のモジュールを組み合わせたり、多機能なシーケンサーを使う必要があり、意外とお金がかかります。しかし、色々な製品を調べてみたところ、このSeqなら、他にクロックを発するものさえあればランダムなシーケンス再生が可能だということに気づきました。ちょうど中古で1万円くらいの出物があったので、買ってみました。クロックは、とりあえずmonotribeのSync outを使っていますが、MicroBruteのLFO出力でも代用できるかもしれませんね。


このseq、最大16ステップの周波数(音程ではなく自由な周波数)をツマミで記録(チューニング)しておくと、内蔵のクォンタイザーが12音階(スケールも選択可)に自動補正して再生してくれるという、珍しいシーケンサーです。いや、珍しくないのかもしれませんが、こんなの初めて知りました(^^;)

周波数が登録できてしまえば、ステップ1から順々に再生したり、逆方向に再生したり、順方向と逆方向を繰り返したり、ランダムに再生したりと、色々できます。各設定は電源を切っても保存されるようです。

私はこの、事前に使う音を限定した状態でのランダム再生というものに、大きな可能性を感じました。16ステップあれば、ダイアトニック・スケールでも2オクターブ、ペンタトニックなら3オクターブ以上も記録できます。または、同じ音を(例えばルート音などを)複数のステップに入れておくことで、使われる音の確率のコントロールも可能なはずです。


実際に試してみましたが、目論見通り使えています。monotribeのクロックはSeqのCLOCK端子に繋ぎますが、これだと音源のゲートに繋ぐものがなくなって音が鳴りっぱなしになってしまうので(まあ、早いテンポならそれもアリですが)分割してPlaitsのTRIG端子にも繋ぎました。分割ケーブルは持っていないので、家にあったヘッドフォン用の分割アダプターを使いました。モノラルではなくステレオ用ですが、まあ特に問題ないですよね。

文章だとまるで伝わらないと思うので、音声データも用意しました。(非圧縮のハイレゾデータなので再生開始まで時間がかかったり、再生中に途切れたりするかもしれません。パケット代も要注意)

♪Plaits_and_Seq_RANDOM_DEMO.wav (96kHz/24bit/133.6MB)

Plaitsのウェーブテーブル音源を適当なテンポでランダムに再生させたまま、たまに手動で音色のツマミを動かしたものです。スケールはペンタトニック。このスケールがランダムでもいちばん音楽っぽくなりますからね。

録音はオーディオインターフェイス経由で行い、エフェクトはリバーブだけかけています。


関連リンク
Mutable Instruments Plaits その4 (2018年09月11日)



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