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2020年4月28日

FUJIFILM X100V その3

カテゴリー: カメラ

24日の日記のその後です。ちょっと遅くなったけどX100Vのファーストインプレッションです。主に使い勝手の話になりますが、X100シリーズの旧機種は使用経験がないので、あくまで新しいカメラとしての感想です。


■露出設定のダイヤル

クラシックなデザインのカメラということで、露出に関わる4項目(シャッタースピード、絞り、ISO感度、露出補正)には、それぞれ専用のダイヤルが用意されています。現代の電子ダイヤルと比べて必ずしも使いやすいとは言えませんが、このカメラはこれで良いと思います。ちなみにカスタマイズ可能な現代風の電子ダイヤルも前後にあって、そちらで設定することも可能です。

4つのダイヤルはそれぞれ見た目は最高ですが、使い勝手には差がありますね。

絞りリングは2つある取っ手の部分を持って回さないとならないのが、ちょっと不便です。慣れないせいかファインダーを覗きながらだと取っ手を探してしまいます。

シャッタースピードダイヤルはメカニカルな感触は最高ですが、硬めで回しにくいです。でも私は絞り優先モードで使うことが多くAポジションから動かすことはあまりないので、問題ありません。

そのシャッタースピードダイヤルを引き上げてから回す感度ダイヤルは、クリック感がないのが残念です。目で確認しないと、なかなか思ったところに合わせられません。まあ、こちらも普段はAポジションのまま使うので問題ありません。

露出補正ダイヤルは最高に良いですね。ファインダーを覗きながらでも親指1本でカチ、カチっと確実に1/3EVずつ回せます。これは癖になりそうです(^^;)


■コマンドダイヤル/ボタン

ボディ前後にあるコマンドダイヤルにはいくつかの機能を割り当てられますが、意外と自由度が低いです。特に前のダイヤルは設定項目が限られているようで、なかなか使い道がありません。後ろのダイヤルにはフォーカスチェック(EVFの拡大機能)を割り当てておきました。詳しくは後述しますが、これは便利ですね。

レンズにもコマンドリングがあり、MF時にはピント合わせに使えます。AF時にも他の機能を割り当てて使えるのですが、今のところ使い道が思いつきません。とりあえずデジタルテレコンを割り当てておきましたが、RAW記録する設定だと使えないので、ほぼ意味がありません(^^;)

2つあるFnボタンには好きな機能を割り当てられます。とりあえずシャッターボタンの右のFn1ボタンにはヒストグラムを、カメラ前面のレバーにあるFn2ボタンにはセルフタイマーを設定しておきました。後者はデザイン的に、やはりセルフタイマーでしょう(笑)


■シャッターボタン

シャッターボタンは昔ながらのレリーズケーブルがねじ込めるタイプのボタンです。私はこのタイプが割と好きですが、このカメラのボタンの感触には少し違和感があります。2ストロークのボタンなのですが、実際に押してみると3ストロークあるように感じられて最初の半押しが難しいのです。最初に1ストローク目っぽく感じられる部分は、機械の"遊び"なのでしょうけど、ちょっと大きすぎますね。個体差でしょうか?

なお、このカメラは電子式のレリーズケーブルも使えます。


■フォーカスレバー

AFの測距点を選択するためのフォーカスレバーは非常に良いですね。ジョイスティックと言ったほうがイメージしやすいと思いますが、使い勝手が最高です。ボタンにもなっているけど間違って押してしまうこともなく絶妙な操作感です。また、メニュー画面などもこれ1つで操作できて快適です。他のメーカーにも採用して欲しいですね。


■ハイブリッドファインダー

このX100シリーズの大きな特徴であるハイブリッドファインダーは、よくもまあこんな凄いものを作り上げたなという感じですね。

まず光学ファインダーは素晴らしく綺麗です。倍率は低いけど明るくてとても見やすいです。視野の右下にレンズがちょっと見えるのが気になりますが(フィルターを付けると更に大きく見える)この美しさを知ってしまうと、普段は光学ファインダーで撮影したくなりますね。

EVFに切り替えると視野率100%となり構図決めには良いのでしょうが、見た目はやはり綺麗だとは言い難いです。とはいえ、拡大できるのは便利なので使うこともあるでしょう。前述のとおり私はリアの電子ダイヤルに「フォーカスチェック」を割当てました。光学ファインダーを使っていてもダイヤルを押し込むとEVFに切り替わり拡大モードになります。ダイヤルを回して拡大率も変えられます。

更に「AF+MF」機能を設定しておけば、AF合焦後、そのままレンズ側の電子ダイヤルを回してMFでのピント合わせが可能です。(シングルAF時のみ)いわゆるフルタイムマニュアルフォーカスですね。ただ、このときにデジタルスプリットイメージ等が使えないのは残念です。なぜそうなった?


■液晶モニタ

初回に書いたとおり私はチルト液晶は使いませんが、上向きにチルトさせる操作性は悪くないですね。気軽にチルトできます。逆に下向きにするのはちょっと不便です。

タッチパネルは快適です。再生モードで写真の切り替えや拡大などがスマホのように行えます。撮影時は測距点の選択がタッチ操作でダイレクトに行えます。タッチで撮影することも可能ですが、さすがにそれはやりません(^^;)

液晶で気になるのは「撮影画像表示」機能です。撮影した直後に画像が一定時間(設定可能)表示されるよくある機能ですが、その表示状態で拡大ができないのが残念です。実際には表示時間を「連続」にするとできるのですが、時間指定するとだめなのです。意外とこれができないメーカーが多いようですが(以前も何かあったな)ペンタックスのカメラで慣れている操作なので、これは残念です。ソフトウェアの変更だけで可能だと思うので、ぜひ対応して欲しいところですが、5代目まで実現しなかったということは期待薄でしょうか。需要ない?


■Wi-Fi/Bluetooth

まだ試していませんが、このカメラは私にとって初めての通信機能搭載のカメラです。とりあえずiPhoneとBluetoothでペアリングする設定はしておきました。撮影した写真をスマホに転送したりできるようです。出先でTwitterにアップしたりできて良いかもしれませんね。Wi-FiはPCに転送したりできるようです。


■バッテリー

このカメラのレビューを見ているとバッテリーの消耗が激しいという話をよく見かけます。確かに買った直後は設定等を色々いじっているだけで目に見えて減っていって気になりました。ただ、撮影だけならそれほどでもない印象です。私は1日に何百枚も撮ったりはしないので、予備のバッテリーは買わなくても済みそうです。6千円くらいするようですしね・・・。

ちなみに充電時間は5時間とか書いてありますが、MacBook Proの充電器(同じUSB Type-C)で充電したら2時間くらいで終わりました。まだ1回しかやってないし、たまたまかな?


■総評

まだ外では1時間程度しか撮影していませんが、ボディが大きいのでとても扱いやすいなと感じました。最近コンデジはソニーのRX100ばかり使ってきましたが、携帯するには良いけど、やはり小さすぎますよね。X100Vはそれより2まわりくらい大きいので、パンケーキレンズを付けたミラーレス一眼くらいの感覚でしょうか。今後もRX100を持ち歩くこともあると思うし、意外と棲み分けができそうです。


関連リンク
FUJIFILM X100V その4 (2020年04月29日)



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