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2021年4月15日

写真日記406

カテゴリー: Rolleicord, 写真

ローライコードで撮影した初めてのフィルムの現像があがってきました。撮影は4月3日です。今回は、まずカメラがきちんと動作するかの確認という意味合いが大きかったので、何度も撮影したことがある刑部岬とその近くの海に行きました。天気もあまり良くなかったので、今度は晴れの日に撮影してみたいですね。

下永井海岸 1
下永井海岸 2
Rolleicord (Triotar 1:3,5 f=7.5cm)
FUJICOLOR PRO 160 NS
Rolleicord (Triotar 1:3,5 f=7.5cm)
FUJICOLOR PRO 160 NS

まず1コマ目(左の写真)ですが、中判らしい解像感のある写真だけど、左下に光漏れがありました。(ネガはこんな感じ) 私のローライコード II型は赤窓方式と呼ばれるフィルム装填方式で、赤い透明の小窓を覗きながら1コマ目を合わせるのですが、その際に光が漏れてこうなることがあるそうです。2コマ目も左側の中央付近が赤くなっていました。これでも、なるべく強い光が当たらないよう注意して作業したのですが、これからもやってしまいそうですね。12枚しか撮れないフィルムの1〜2枚を失うのは、なかなか厳しいです。

右の写真は構図がもう1つですが、とても綺麗に撮れました。フィルムでクルマを撮るとタイヤ等の黒い部分の写りに満足できないことが多いのですが、中判だからか、もしくはこの富士フイルムのPRO 160 NSの性能なのか分かりませんが、どの写真もシャドウ部の画質がとても良いです。一方、レンズには色収差のようなものを感じるところが多いけど、まあモノクロ時代のレンズですからね・・・。

刑部岬 1
刑部岬 2
Rolleicord (Triotar 1:3,5 f=7.5cm)
FUJICOLOR PRO 160 NS
Rolleicord (Triotar 1:3,5 f=7.5cm)
FUJICOLOR PRO 160 NS

左の写真は逆光ですが、露出はともかく写りは良いですね。やはり、これはモノクロのフィルムで撮るべきカメラなのかもしれませんね・・・。

刑部岬 3
刑部岬 4
Rolleicord (Triotar 1:3,5 f=7.5cm)
FUJICOLOR PRO 160 NS
Rolleicord (Triotar 1:3,5 f=7.5cm)
FUJICOLOR PRO 160 NS

ウェストレベルファインダーでの撮影は思ったより難しいです。X,Y,Z軸、3次元それぞれの方向で傾きに注意しないとならない上、ミラーで左右の像が逆になっているので脳が混乱します(^^;) 被写体が近いと更に難しいですね。右の写真も傾きを補正しています。

刑部岬 5
刑部岬 6
Rolleicord (Triotar 1:3,5 f=7.5cm)
FUJICOLOR PRO 160 NS
Rolleicord (Triotar 1:3,5 f=7.5cm)
FUJICOLOR PRO 160 NS

正方形の構図は、意外と違和感なく受け入れられました。撮りたいものをドーンと真ん中に置いた、いわゆる日の丸構図(一般的には悪い構図と言われている)で撮ると良いとも聞きます。今度やってみたいと思います。



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