2020年4月29日
写真日記321
だんだん写真を撮りにでかけるのが難しくなってきましたが、人混みを避け、近所(?)の道の駅(2ヶ所)に行ってみました。
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FUJIFILM X100V (FUJINON f=23mm 1:2 II)
絞り優先AE (F8, 1/420秒), ISO 160 フィルムシミュレーション Velvia |
FUJIFILM X100V (FUJINON f=23mm 1:2 II)
絞り優先AE (F8, 1/350秒), ISO 160 フィルムシミュレーション Velvia |
道の駅って水辺近くに作られていることが多い気がします。前回もそうだったけど、河原は人が少なくて安心ですね。
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FUJIFILM X100V (FUJINON f=23mm 1:2 II)
絞り優先AE (F8, 1/400秒), ISO 160 フィルムシミュレーション ACROS+Green filter |
FUJIFILM X100V (FUJINON f=23mm 1:2 II)
絞り優先AE (F8, 1/420秒), ISO 160 フィルムシミュレーション ACROS+Green filter |
ふと思い立って白黒です。前からやってみたかったのですが、富士のフィルムシミュレーションが面白くて、ついに初挑戦です。RAW現像時の後処理ですが、この2枚はなんとなく白黒が似合いそうな気がして選びました。
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FUJIFILM X100V (FUJINON f=23mm 1:2 II)
絞り優先AE (F8, 1/110秒), ISO 160 フィルムシミュレーション PROVIA |
FUJIFILM X100V (FUJINON f=23mm 1:2 II)
絞り優先AE (F8, 1/160秒), ISO 160 フィルムシミュレーション Velvia |
白黒のあとにカラーを載せると、よりカラフルに見える・・・かな?(^^;)
FUJIFILM X100V その4
昨日のその3の続きです。今回はフィルムシミュレーションについて。
富士フイルムのX100Vを手に入れる前からいちばん気になっていた機能が、フィルムシミュレーションです。他社のカメラやPCソフトの同種の機能にはあまり興味ありませんが、富士フイルム御謹製となれば話は別です。やはり餅は餅屋。往年のフィルムの銘柄がそのままシミュレーション名称になっているのを見ると、ワクワクせずにはおられません(^^;)
でも今更JPEG撮影に戻るのは嫌だなと思って調べてみると、この機能はRAW現像時にも適用できることが分かりました。純正の現像ソフトであるFUJIFILM X RAW STUDIOは当然として、なんと私が愛用しているAdobe Lightroomでも可能です。他にもペンタックスとソニーのカメラを日常的に使っている者としては、どのカメラでも同じソフトで現像できるというのは非常にありがたいことなんですよね。
しかし、1つ気になることがあります。Lightroomで適用されるフィルムシミュレーションは、果たして純正のものと同じなのかという疑問です。ネットで似たような検証をされている方も見つけましたが、バージョンによる違いなどもあるかもしれないので、自分で確認することにしました。
まず純正のFUJIFILM X RAW STUDIOですが、こいつはPCとカメラをUSBケーブルで接続し、カメラ内の画像処理エンジンを使ってRAW現像を行うという非常に珍しいRAW現像ソフトです。カメラ内でJPEG画像を作成する際には当然RAWデータからの現像処理が行われているわけで、フィルムシミュレーションも同様です。それと全く同じプログラムが使えるところには一定の価値があると思います。フィルムシミュレーションの比較対象としては、言うまでもなくベストです。
一方、富士フイルムのQ&AページにはLightroomを使ったフィルムシミュレーションの適用方法も解説されています。ここまで明確に書いてあるということは、仮にアドビが独自に作った機能だとしても、富士フイルムのお墨付きは得ていると考えて良さそうですね。各シミュレーションの名称もそのままですし、安心感があります。
■フィルムシミュレーションの違い
まず最初に、今回の趣旨とは違いますが、各々のフィルムシミュレーションの違いを見ておきましょう。全て載せるのは大変なので一部ですが、簡単に見比べられるようにJava Scriptでプログラムを組みました。写真の下のボタンをクリックすると画像が切り替わります。写真を左右に並べても違いが分かりにくいんですよね。こうやって瞬時に切り替えれば僅かな違いでも一目瞭然です。ただし、液晶モニタの性能によっては分かりにくいこともあるかもしれません。ブラウザの違い等による不具合もあるかもしれないので、まずはいちばん右のACROS(白黒)を試してみてください。
● FUJIFILM X RAW STUDIO(Ver. 1.9.0 Mac版)

まずは純正ソフトのフィルムシミュレーションです。ちなみにこの写真は先日の試し撮りのときの没ショットです(^^;) 構図がもう1つ満足できませんでしたが、景色としては良い感じですね。オリジナルサイズだと大きすぎるのでAdobe Photothopで480x320に縮小しています。目的は色再現の確認なので、小さくても特に問題ないですよね。
● Adobe Lightroom(Ver. 9.2 Mac版)

次にAdobe Lightroomでのフィルムシミュレーションです。なお、残念ながらLightroomにクラシックネガはないようです。そのうち追加されるのでしょうか?
※追加されたのでアップデートしました。
現像ソフトによる違い
続いて今回の本題、ソフトウェアによる違いです。各シミュレーション毎に違いを見ていきましょう。
● PROVIA

まずはスタンダードなPROVIA。気になる結果は・・・微妙に違いますね(^^;) 純正のほうが若干コントラストが高いようです。
● Velvia

次に、個人的に最も思い入れのあるVelviaです。傾向としては同じで、純正のほうが若干コントラストが高いです。
以下、それぞれ見てみましょう。
● ASTIA

● Classic Chrome

● Classic Neg

● ACROS

以上、2つのRAW現像ソフトの違いはどれも同じ傾向なので、おそらくこれはフィルムシミュレーションの差というよりは、その他の部分に違いがあるからではないかと推察します。どちらかが一方的に優れているという感じでもないので、私はこれまでどおりLightroomを使っていこうと思います。ということでアドビさん、クラシックネガも期待しています!(^^;)
・5/5追記
Lightroom 9.2.1でクラシックネガが追加されたようなので、そこだけアップデートしました。
2020年4月28日
FUJIFILM X100V その3
24日の日記のその後です。ちょっと遅くなったけどX100Vのファーストインプレッションです。主に使い勝手の話になりますが、X100シリーズの旧機種は使用経験がないので、あくまで新しいカメラとしての感想です。
■露出設定のダイヤル
クラシックなデザインのカメラということで、露出に関わる4項目(シャッタースピード、絞り、ISO感度、露出補正)には、それぞれ専用のダイヤルが用意されています。現代の電子ダイヤルと比べて必ずしも使いやすいとは言えませんが、このカメラはこれで良いと思います。ちなみにカスタマイズ可能な現代風の電子ダイヤルも前後にあって、そちらで設定することも可能です。
4つのダイヤルはそれぞれ見た目は最高ですが、使い勝手には差がありますね。
絞りリングは2つある取っ手の部分を持って回さないとならないのが、ちょっと不便です。慣れないせいかファインダーを覗きながらだと取っ手を探してしまいます。
シャッタースピードダイヤルはメカニカルな感触は最高ですが、硬めで回しにくいです。でも私は絞り優先モードで使うことが多くAポジションから動かすことはあまりないので、問題ありません。
そのシャッタースピードダイヤルを引き上げてから回す感度ダイヤルは、クリック感がないのが残念です。目で確認しないと、なかなか思ったところに合わせられません。まあ、こちらも普段はAポジションのまま使うので問題ありません。
露出補正ダイヤルは最高に良いですね。ファインダーを覗きながらでも親指1本でカチ、カチっと確実に1/3EVずつ回せます。これは癖になりそうです(^^;)
■コマンドダイヤル/ボタン
ボディ前後にあるコマンドダイヤルにはいくつかの機能を割り当てられますが、意外と自由度が低いです。特に前のダイヤルは設定項目が限られているようで、なかなか使い道がありません。後ろのダイヤルにはフォーカスチェック(EVFの拡大機能)を割り当てておきました。詳しくは後述しますが、これは便利ですね。
レンズにもコマンドリングがあり、MF時にはピント合わせに使えます。AF時にも他の機能を割り当てて使えるのですが、今のところ使い道が思いつきません。とりあえずデジタルテレコンを割り当てておきましたが、RAW記録する設定だと使えないので、ほぼ意味がありません(^^;)
2つあるFnボタンには好きな機能を割り当てられます。とりあえずシャッターボタンの右のFn1ボタンにはヒストグラムを、カメラ前面のレバーにあるFn2ボタンにはセルフタイマーを設定しておきました。後者はデザイン的に、やはりセルフタイマーでしょう(笑)
■シャッターボタン
シャッターボタンは昔ながらのレリーズケーブルがねじ込めるタイプのボタンです。私はこのタイプが割と好きですが、このカメラのボタンの感触には少し違和感があります。2ストロークのボタンなのですが、実際に押してみると3ストロークあるように感じられて最初の半押しが難しいのです。最初に1ストローク目っぽく感じられる部分は、機械の"遊び"なのでしょうけど、ちょっと大きすぎますね。個体差でしょうか?
なお、このカメラは電子式のレリーズケーブルも使えます。
■フォーカスレバー
AFの測距点を選択するためのフォーカスレバーは非常に良いですね。ジョイスティックと言ったほうがイメージしやすいと思いますが、使い勝手が最高です。ボタンにもなっているけど間違って押してしまうこともなく絶妙な操作感です。また、メニュー画面などもこれ1つで操作できて快適です。他のメーカーにも採用して欲しいですね。
■ハイブリッドファインダー
このX100シリーズの大きな特徴であるハイブリッドファインダーは、よくもまあこんな凄いものを作り上げたなという感じですね。
まず光学ファインダーは素晴らしく綺麗です。倍率は低いけど明るくてとても見やすいです。視野の右下にレンズがちょっと見えるのが気になりますが(フィルターを付けると更に大きく見える)この美しさを知ってしまうと、普段は光学ファインダーで撮影したくなりますね。
EVFに切り替えると視野率100%となり構図決めには良いのでしょうが、見た目はやはり綺麗だとは言い難いです。とはいえ、拡大できるのは便利なので使うこともあるでしょう。前述のとおり私はリアの電子ダイヤルに「フォーカスチェック」を割当てました。光学ファインダーを使っていてもダイヤルを押し込むとEVFに切り替わり拡大モードになります。ダイヤルを回して拡大率も変えられます。
更に「AF+MF」機能を設定しておけば、AF合焦後、そのままレンズ側の電子ダイヤルを回してMFでのピント合わせが可能です。(シングルAF時のみ)いわゆるフルタイムマニュアルフォーカスですね。ただ、このときにデジタルスプリットイメージ等が使えないのは残念です。なぜそうなった?
■液晶モニタ
初回に書いたとおり私はチルト液晶は使いませんが、上向きにチルトさせる操作性は悪くないですね。気軽にチルトできます。逆に下向きにするのはちょっと不便です。
タッチパネルは快適です。再生モードで写真の切り替えや拡大などがスマホのように行えます。撮影時は測距点の選択がタッチ操作でダイレクトに行えます。タッチで撮影することも可能ですが、さすがにそれはやりません(^^;)
液晶で気になるのは「撮影画像表示」機能です。撮影した直後に画像が一定時間(設定可能)表示されるよくある機能ですが、その表示状態で拡大ができないのが残念です。実際には表示時間を「連続」にするとできるのですが、時間指定するとだめなのです。意外とこれができないメーカーが多いようですが(以前も何かあったな)ペンタックスのカメラで慣れている操作なので、これは残念です。ソフトウェアの変更だけで可能だと思うので、ぜひ対応して欲しいところですが、5代目まで実現しなかったということは期待薄でしょうか。需要ない?
■Wi-Fi/Bluetooth
まだ試していませんが、このカメラは私にとって初めての通信機能搭載のカメラです。とりあえずiPhoneとBluetoothでペアリングする設定はしておきました。撮影した写真をスマホに転送したりできるようです。出先でTwitterにアップしたりできて良いかもしれませんね。Wi-FiはPCに転送したりできるようです。
■バッテリー
このカメラのレビューを見ているとバッテリーの消耗が激しいという話をよく見かけます。確かに買った直後は設定等を色々いじっているだけで目に見えて減っていって気になりました。ただ、撮影だけならそれほどでもない印象です。私は1日に何百枚も撮ったりはしないので、予備のバッテリーは買わなくても済みそうです。6千円くらいするようですしね・・・。
ちなみに充電時間は5時間とか書いてありますが、MacBook Proの充電器(同じUSB Type-C)で充電したら2時間くらいで終わりました。まだ1回しかやってないし、たまたまかな?
■総評
まだ外では1時間程度しか撮影していませんが、ボディが大きいのでとても扱いやすいなと感じました。最近コンデジはソニーのRX100ばかり使ってきましたが、携帯するには良いけど、やはり小さすぎますよね。X100Vはそれより2まわりくらい大きいので、パンケーキレンズを付けたミラーレス一眼くらいの感覚でしょうか。今後もRX100を持ち歩くこともあると思うし、意外と棲み分けができそうです。
関連リンク
・FUJIFILM X100V その4 (2020年04月29日)
2020年4月25日
写真日記320
X100Vのテストがてら近所の河原へ行ってみました。
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FUJIFILM X100V (FUJINON f=23mm 1:2 II)
絞り優先AE (F8, 1/340秒), ISO 160 |
FUJIFILM X100V (FUJINON f=23mm 1:2 II)
絞り優先AE (F8, 1/220秒, 露出補正 +1.0), ISO 160 |
今回の写真は全てAdobe LightroomでフィルムシミュレーションのVelviaを選択してRAW現像したものです。これがカメラ内で実行されるシミュレーションと同等のものなのか、それともアドビが独自に作ったものなのかは分かりませんが、ネットで調べた限り再現度はかなり高いようです。しかしVelvia、予想以上に派手ですね(^^;)
右の写真は逆光ですが、久々に真面目に露出補正して撮りました。いつもはRAW現像時に補正すればいいやと思ってカメラまかせなんですが、X100シリーズは、こういう古典的な(?)撮影がしたくなるカメラですね(笑) 水面は露出オーバーになると思ったので+0.7に抑えるべきか迷いましたが、結局+1.0で撮影。同時記録されたJPEGでは完全に白飛びしていましたが、RAWだとなんとか補正できる範囲ですね。
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FUJIFILM X100V (FUJINON f=23mm 1:2 II)
絞り優先AE (F5.6, 1/320秒), ISO 160 |
FUJIFILM X100V (FUJINON f=23mm 1:2 II)
絞り優先AE (F5.6, 1/340秒), ISO 160 |
緑も凄く綺麗です。自分で補正するときだったら、これはやりすぎだと控えるレベルの鮮やかさですね。フィルムのVelviaは、ここまでのレベルではなかったように思うのですが、本物はもう高くて手が出しにくいので、これが代わりとなってくれたら嬉しいです。
2020年4月24日
FUJIFILM X100V その2
昨日の続きです。NiSiのX100V用フィルター X100 UHD UVが届きました。プロテクターだと思っていたけど、UVフィルターのようですね。まあ問題ありません。
デザイン的には少々のっぺりしていて微妙な感じだなと思っていたのですが、それは見る角度にもよりますね。思ったより悪くないので、このまま使おうと思います。シルバーの色味や表面のサンドブラスト加工は、なかなか良いクオリティです。本体と差を感じません。いっそフィルターだけ黒にしようかと迷っていたのですが、シルバーで問題ありませんでした。黒も似合いそうですけどね。
防塵防滴性能については不明ですが、おそらく一定の効果はあるでしょうね。もとよりこのカメラを濡らすつもりはないので、多少なりとも防塵性能がアップすれば、それで満足です。
レンズの長さは、このフィルターなしで20mm、付けると27mmくらいでした。定規で適当に測っただけで不正確ですが、思ったより長くならなかったし、"フード付けない派"の人間には良い選択肢ですね(^^;)
純正レンズキャップを付けるとフィルターは見えなくなるので、全く違和感がありません。長さは22mmが28mmになるくらいです。先程と比べて差が1mm短いのは、おそらくレンズキャップとの密着度が高いデザインだからだと思います。
レンズキャップが付けられるのはX100Vだけということですが、V用のキャップだけ入手できれば旧機種でも使えるんじゃないかと思います。ただ、ざっと調べた限りレンズキャップだけは買えないようですね。見当たりませんでした。X100Vユーザーも、紛失したときどうすればいいんでしょう。ちなみに、この純正レンズキャップは金属製で、中に植毛までしてあるスグレモノです。無くさないように注意しなくては・・・。
製品は、携帯に便利そうなプラケースに入っていました。留め具でパチンと固定できます。
関連リンク
・FUJIFILM X100V その3 (2020年04月28日)
2020年4月23日
FUJIFILM X100V
突然ですが、富士フイルムのコンパクトデジタルカメラ、X100Vを買いました。2ヶ月くらい前に発売された新モデル(シリーズ5代目)です。色は黒もありますが、迷わずシルバーです。
このX100シリーズは初代の頃から気になっていたのですが、高いカメラなので買うことはないだろうと諦めていました。しかし今回、国から全国民に10万円の給付金が出るということで(まだ出ていませんが)チャンスが到来しました。そのうち買うものに使っても経済効果が薄いので、こういう無駄遣いが理想的ですよね!?(笑) MADE IN JAPANなのも最高です。実際には自費で6万円ほどプラスしているわけですが、来月誕生日で、しかも区切りの歳なので、まあいいかなと(^^;) ちなみに10年前はギターを買いました。
X100シリーズで最も気に入っているのは、もちろん、このクラシカルなデザインです(笑) 最新モデルではボディの素材がアルミニウムに変更になり、写真で見ただけでも(購入するまで実物は見たことがなかった)とてつもなく美しいです。実際に届いたものを見てみると想像していたよりマットで落ち着いた雰囲気があり、期待以上でした。ただ、手に持つと軽いし、エッジがシャープなので、プラスチックを塗装したものだと言われたら騙されそうでもありますね(^^;) 昔の金属ボディのカメラ(真鍮製が多い?)のような圧倒的な重厚感はありません。貼り革も(本革ではないにせよ)少し安っぽい印象です。そこは機会があれば貼り替えましょう。
右の写真に写っているストラップは以前購入したAcru ハンドストラップ×フルレザーです。ネックストラップは付属していたのですが、ハンドストラップが好みなので、しばらくこれを使おうと思います。カメラに最初から取り付けられていた黒いストラップリングカバーと、左側のリングは外してしまいました。
また、最新モデルでは初めてチルト液晶が採用されました。私はチルト液晶不要派ですが、見た目には影響がないデザインだったので良しとしました。でもこういうクラシカルなカメラに、こんなギミックは必要ですかね。あっても邪魔にならないと言えばそのとおりですが、固定液晶だったらもう少し薄く、軽く、安く、頑丈にできたのは確実なので、やはりコンセプトに合わないように思います。それより、いまどき手ブレ補正機能がないことのほうが問題ですね。
撮像素子はAPS-Cサイズ。レンズは35mmフィルム換算35mm相当。単焦点1本だけなら標準レンズ的にも広角レンズ的にも使えるこの35mmが好みです。レンズ交換はできませんが、28mmと50mmのコンバージョンレンズが存在し、クオリティ的にも定評があるようです。1本2万円くらいなので、28mmのほうはそのうち購入するかもしれません。まあ、しばらく使ってみてからですね。
ただ、このX100シリーズ、レンズまわりのアクセサリーの仕様だけは最悪ですね。フード(1万円くらい)かアダプターリング(4千円弱)を買わないとフィルター(純正だと5千円くらい)が付けられないのに、フィルターを付けると本体付属の美しいレンズキャップが使えなくなってしまいます。しかも最新のこのX100Vでは防塵防滴仕様となったのに、フィルターを付けないとレンズ側は完全な防塵防滴にはならないということで、非常に悩ましいです。他は素晴らしいけど、ここだけは設計者を説教したくなりますね(笑)
お金がかかりすぎるし、せっかくのパンケーキレンズが長くなるのも嫌なので、いっそフィルターなしで使おうかとも考えたのですが、このX100シリーズに直付けできるサードパーティ製のフィルターがあることを知って、試しに買ってみました。決して安くはありませんが、X100Vだとそのまま純正のレンズキャップを付けられるそうで(旧機種はダメ)それが決め手でした。全く無駄になるものがないのが良いですね。なお、実はまだ届いていないので、このフィルターについてはまた後日、改めて・・・。何はともあれ、久々に新しいカメラを買って興奮しています。まあ、今年はフィルムの中古カメラを2台も買っていますが、デジタルカメラはK-5 IIs以来5年ぶり。富士フイルムのカメラを買うのはFinePix F710以来、16年ぶり(3台目)です。思えばたくさん買ってきたけど、これまででいちばん高いカメラなので、大切に使っていきたいと思います。
関連リンク
・FUJIFILM X100V その2 (2020年04月24日)
2020年4月18日
写真日記319
今日は台風のような大雨のあと晴れてきたので、少し運動しようと近所の公園まで散歩に出たら、なんと芝生の広場が水没していました。かなり降りましたからね・・・。
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SONY, Cyber-shot DSC-RX100
(35mmフィルム換算28mmで撮影) 絞り優先AE (F5.6, 1/250秒), ISO 125 |
SONY, Cyber-shot DSC-RX100
(35mmフィルム換算29mmで撮影) 絞り優先AE (F5.6, 1/320秒), ISO 125 |
これはもう水たまりってレベルじゃないです。まるで池ですね(^^;) でも実際にはそれほど深くはないようで、何人かの子どもたちが裸足で遊んでいました。
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SONY, Cyber-shot DSC-RX100
(35mmフィルム換算36mmで撮影) 絞り優先AE (F5.6, 1/125秒), ISO 125 |
SONY, Cyber-shot DSC-RX100
(35mmフィルム換算28mmで撮影) 絞り優先AE (F5.6, 1/250秒), ISO 125 |
あまり撮影できなかったけど、水辺には鳩がたくさん来ていました。平和の象徴って感じ。右の写真は、ちょっと鉄道写真風。カメラを構えたところに、ちょうどやって来てくれました。
2020年4月12日
写真日記318
昨日のフィルムともう1本、4日撮影分の現像も上がっていました。こちらは一眼レフです。
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PENTAX MX
Carl Zeiss, Distagon T* 2.8/25 ZK マニュアル露出 (F8, 1/500秒), ISO 100 FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
PENTAX MX
Carl Zeiss, Distagon T* 2.8/25 ZK マニュアル露出 (F8, 1/500秒), ISO 100 FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
できすぎなくらい鮮やか。解像感もあってPCやスマホの画面で見るなら十分ですね。でもまあ、あえてフィルムで撮る意味は感じられませんが・・・。
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PENTAX MX
Carl Zeiss, Distagon T* 2.8/25 ZK マニュアル露出 (F8, 1/500秒), ISO 100 FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
PENTAX MX
Carl Zeiss, Distagon T* 2.8/25 ZK マニュアル露出 (F8, 1/250秒), ISO 100 FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
左の写真はかなりフィルムっぽいでしょうか。ちょっとノイズ混じりだとそう感じるのかもしれません。右は広角ならでは。広角があるとそればかり使ってしまって、Planar 50mmの出番が少ないです。(一緒に持ち歩いてはいます)
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PENTAX MX
Carl Zeiss, Distagon T* 2.8/25 ZK マニュアル露出 (F8, 1/250秒), ISO 100 FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
PENTAX MX
Carl Zeiss, Distagon T* 2.8/25 ZK マニュアル露出 (F8, 1/250秒), ISO 100 FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
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PENTAX MX
Carl Zeiss, Distagon T* 2.8/25 ZK マニュアル露出 (F8, 1/250秒), ISO 100 FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
PENTAX MX
Carl Zeiss, Distagon T* 2.8/25 ZK マニュアル露出 (F8, 1/250秒), ISO 100 FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
右の写真はゴーストが出てしまいましたが、散った桜が美しかったので載せます。
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PENTAX MX
Carl Zeiss, Distagon T* 2.8/25 ZK マニュアル露出 (F8, 1/250秒), ISO 100 FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
PENTAX MX
Carl Zeiss, Distagon T* 2.8/25 ZK マニュアル露出 (F8, 1/250秒), ISO 100 FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
左は、なんとなく切り株(^^;) こういうのはローライみたいなコンパクトカメラで撮りたいのですが、ピント合わせが難しいので、やはり一眼レフですかね。しかし凄く綺麗に写ってますね〜。右は、最近こういう感じの写真が好きになってきました。「こういう感じ」とは何かと聞かれても説明が難しいですが(笑)
2020年4月11日
写真日記317
フィルムも一眼レフで撮るようになって、しばらく出番がなかったRollei 35の5本目が上がってきました。2月からずっとフィルムを入れっぱなしでした(^^;)
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Rollei 35 (Tessar 3,5/40)
マニュアル露出 (F8, 1/250秒) FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
Rollei 35 (Tessar 3,5/40)
マニュアル露出 (F8, 1/250秒) FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
最初の4枚は2月24日の撮影です。上の2枚は似たような構図で迷ったのですが、意外と雰囲気が違っていたので両方とも載せることにしました。
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Rollei 35 (Tessar 3,5/40)
マニュアル露出 (F8, 1/250秒) FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
Rollei 35 (Tessar 3,5/40)
マニュアル露出 (F8, 1/250秒) FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
他のカメラ(レンズ)でもそうだけど、たまに左の写真のように荒れた感じになるのはなぜなんですかね。でもこういうのもまたいい。
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Rollei 35 (Tessar 3,5/40)
マニュアル露出 (F8, 1/125秒) FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
Rollei 35 (Tessar 3,5/40)
マニュアル露出 (F8, 1/125秒) FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
これは別の日。千葉ポートパークです。しょっちゅう行ってるので、撮影日は不明です(^^;) 3月7日かも。
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Rollei 35 (Tessar 3,5/40)
マニュアル露出 (F8, 1/125秒) FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
Rollei 35 (Tessar 3,5/40)
マニュアル露出 (F5.6, 1/60秒) FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
最後は3月28日の撮影です。この日は撮影中にカメラの露出計が全く動かなくなってしまって、困りました。電池が切れたか、もしくは故障かと思って焦ったのですが、あとで調べたところ、どうも接点(素材は銅みたいだった)が酸化して接触不良を起こしていたようです。少し削ったら復旧しました。このカメラはフィルムを抜かないと電池交換できないので、こういうとき困りますね。
2020年4月 4日
写真日記316
桜が撮りたいという必要至急の用事で、野田市の清水公園に行ってみましたた。この時期は初めてです。園内の施設は新型コロナの影響でほとんど閉鎖されていたけど、今日は最高の陽気だったし、人出はそこそこ多かったと思います。道も普通に混んでいました。
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SONY, Cyber-shot DSC-RX100
(35mmフィルム換算31mmで撮影) 絞り優先AE (F5.6, 1/500秒), ISO 125 |
SONY, Cyber-shot DSC-RX100
(35mmフィルム換算41mmで撮影) 絞り優先AE (F6.3, 1/160秒), ISO 125 |
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SONY, Cyber-shot DSC-RX100
(35mmフィルム換算28mmで撮影) 絞り優先AE (F5.6, 1/200秒), ISO 125 |
SONY, Cyber-shot DSC-RX100
(35mmフィルム換算29mmで撮影) 絞り優先AE (F6.3, 1/160秒), ISO 125 |
ソメイヨシノはだいぶ散っていたけど、日陰を中心に、満開や、それ未満の木も残っていました。今日はフィルムがメインだったので、そちらはまた後日。