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2023年10月 3日

Roland Boutique JU-06A

カテゴリー: DTM/楽器

先日、久しぶりにArturiaのMicroBruteをいじっていたところ、改めてこのサイズ感がとても好ましく思えました。音も凄く好みなので愛着もあるのですが、モノフォニック(単音しか鳴らない)というのが難点です。鍵盤で弾いていると、すぐに飽きてしまうのですよね。

ポリフォニック(和音が鳴る)シンセならKORGのminilogueもあるのですが、こちらはいかんせん大きすぎます。膝の上に置いて弾く気にはなれません。そんなわけで、デジタルでもいいから何かポリフォニックの小さなシンセが欲しいと思うようになりました。


いろいろ物色していると、ローランドのBoutiqueシリーズが理想的に思えました。音源モジュール(何種類かある)に25鍵の専用キーボードを接続(というか合体)できるデザインが秀逸ですね。音源部をチルトアップできるのもクールです。

発売された頃(2015年?)はデジタル音源なのに値段も高いということで興味を持てませんでしたが、あれからアナログシンセはいろいろ買って一定の満足感は得られたので、最近はこういうお手軽なヴァーチャル・アナログ音源もアリだなと思えるようになりました。他の音源も新機種がいろいろ増えていて、以前より魅力的になっているように感じました。値段も、先日マイナポイントで2万円分のポイントを貰ったので、それを足しにすればたいした負担じゃないなと思ったら、もう買うしかなくなりました(^^;)

音源は数年前に出たJU-06Aにしました。ローランドの往年の名機であるJUNO-60JUNO-106を再現したモデルです。同時発音数は実機より少ない4音ですが、まあこの25鍵のキーボードで弾いて遊ぶには十分です。作った音色を保存できるのも、気楽に使うなら重要ですね。

Roland Boutique JU-06A & K-25M音源とキーボードの接続は昔ながらのフラットケーブルなのですが、少し奥まった位置にコネクタがあって、意外と苦労しました。ピンを曲げないよう注意する必要もあり、気軽にちょくちょく音源を交換したりするのはちょっと怖いですね。せっかくだから、そのうちもう1台(ピアノの音が欲しいのでPCM音源の何かを)欲しいと思っているんですけどね。

チルトアップ機構は音源部を持ち上げて裏にある折りたたみ式の支柱の上に乗せるだけなので(固定されるわけではないので)そのまま持ち歩いたりはできません。支えも意外と弱そうで、動かしていたら一度バネが外れてしまって苦労しました。

また、私が購入した個体には、本体下部に(左から4つ目の白鍵の上あたり)大きな傷がありました。実際には最初からあったのか、取り付けに苦労してるとき気づかず引っ掻いたのか(だとしらかなり塗膜が弱い)分からなかったので、返品はしませんでした。銀色の地金が見えて目立っていたのですが、黒の油性ペンで塗ったら気にならなくなったので、まあOKです。

音はプリセットをざっと聴いてみた限りですが、悪くないですね。ポリフォニックということで和音を弾いて楽しめるPAD系の音色が充実しているように感じました。また、これまで聴いたことがないような不思議なシンセサウンドもあって驚かされました。

ダイソーで買ったPCケースケースも用意しました。A4ファイルサイズなのでPCケースが使えると聞いて、まずはダイソーで13.3インチPC用のケースを買ってみました。400円+税です。失敗しても諦めがつく値段ですね。

具体的なサイズが書いてなかったのでギャンブルでしたが、横幅と厚さは理想に近いです。縦は足りないことを覚悟していたのですが、予想に反して大きく余りました。これは最近のワイドサイズのPCに合わせたケースではないのかもしれませんね。でも結果オーライです。しばらくこれを使っていこうと思います。



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