2017年10月18日

富士通 FM-7 その3

9/28の日記のその後です。非常に汚かったボディを、あれから少しずつ綺麗にしていたのですが、やっと終わりました。こうやって写真に撮ってみると、まだ色味に違いを感じる部分もあるにはありますが、とりあえず汚らしい状態ではなくなったので、これで完了としたいと思います。

富士通 FM-7今回はキートップだけでなくボディも綺麗にする必要があったのでパーツのほとんどをバラしたのですが、FM-7は凄く分解がしやすい作りですね。まあこの時代なら、ちゃんと修理することを考えて設計していると思うので、もしかすると他機種も同様でしょうか?

本体のトップカバー(ロゴのある黄色の部分)はワンタッチで外せるし、その奥にあるネジを2本外すだけで、その下のケース上部(白い部分)が外せます。(前後にツメがあるので注意)

富士通 FM-7 電源キーボードと電源ユニットは乗っかっているだけなので、ケーブルを抜くだけで取り外せます。

その下のマザーボードはシールドのためかアルミ板でサンドイッチされていましたが、これもボディのツメで固定されているだけです。ただしこのサンドイッチ構造は、アルミ製のツメを折り曲げて固定してあるので、何度か分解すると折れるかもしれません。

富士通 FM-7 マザーボードボディの中は、外の汚さからは想像できないほど綺麗でした。空冷ファンがないと、こんなものですかね? でもせっかく分解したので、ケース以外のパーツも徹底的に綺麗にしました。埃はスプレー式のダスターで吹き飛ばし、無水エタノールで綺麗に磨き、プリント基板もフラックスクリーナーで洗浄しました。電源は完全には分解しませんでしたが、これも同様の方法で綺麗にしました。

キートップは垂直に引っ張って抜きますが、キーの側面にツメがあるようで、そこを押さえつけると抜けません。角のほうに力をかける感じでやると抜きやすいようです。ただ、キースイッチ自体は非常に頑丈そうな作りで、多少乱暴に扱っても壊れにくい構造だと感じました。PC-8001なんかはキーが何個か折れてなくなっている中古品をたくさん見ますが、FM-7ではあまり見た記憶がありません。今回その理由が分かったような気がします。

残るはボディですが、ここがいちばん大変でした。でも今回の作業で、汚いプラ素材を綺麗にするノウハウを、かなり習得できたように思います。汚れの種類によって適切な方法があるのですね。

まず、主にタバコによるものだと思いますが、プラの表面の梨地の奥に黒ずみがたくさん付着していました。見た目の汚さのほとんどは、これが原因ですね。こういう汚れは洗剤で洗ったり、無水エタノールで拭いたりしても、なかなか落ちません。ネットで調べてみると、重曹を水に溶かしたもので磨くと良いそうで、試してみたところ効果覿面でした。歯ブラシで少し磨くだけで、かなり綺麗になります。ボディとキートップは、この方法で全て磨きました。

逆にタバコによる黄ばみは、重曹や洗剤ではあまり落ちません。これは無水エタノールやシンナーなどが効果的です。ただ年季が入っているせいか、かなりしつこく、いくら拭いても汚れが落ちてくる感じで、本当に大変な作業でした。やりすぎて左上のFUJITSU MICRO 7のロゴが少しカスれてしまいました。これは大失敗です。この時代の印刷がデリケートなのを失念していました。あとで故障品でもいいから、安くもう1台入手して交換しようかとも思っています(笑)

また、右上の電源スイッチ部分の黒も塗装のようで、少し色落ちしてしまいました。ちなみにここ、後継機のFM-NEW7では未塗装(白)なんですよね。金型は同じなんでしょうけど、いろいろとコストダウンされているようです。

最後に、キートップとボディの黄ばみを漂白しました。なお、ボディの黄色い部分は変色を感じなかったので、漂白はしませんでした。また、今回ボディはワイドハイターEXパワーに水と片栗粉を混ぜて、それをハケで塗りつけるという方法でやりました。こういう大きなパーツは、つけ置きだとコストパフォーマンスが悪いんですよね(^^;) でも片栗粉では期待したほどジェル状にはなりませんでした。というか溶けずに沈殿してしまいます。本当はキサンタンガムとかクズウコンが良いそうですが、ちょっと高いみたいだし、入手も難しいんですよね。でもまあ、結果はそこそこ良かったので、今回はOKです。


以上、大変でしたが、これで見た目だけでなく清潔さという意味でも満足なレベルになりました。少なくとも他者由来の埃や雑菌は、ほぼ残っていないと思うので、これは気分的に違いますね。私はわりと潔癖症なところがあるので、中古のものには滅多に手を出さないのですが、ここまで綺麗にすれば大丈夫です(^^;)

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2017年10月16日

EPSON HC-40 その2

一昨日の日記の続きです。前回、書ききれなかったことと、新たに分かったことがあるので、少し書いておきたいと思います。

まず、キーボードには1つトラブルがありました。使っていると、たまにキーが入力できなくなるというものです。ダメなキーは決まっておらず、そのつど全体のうち4〜5箇所のキーが入力できなくなります。いじっているうちに直ったり、別のキーが入力できなくなったりします。

ボディを持ち上げて裏返して戻したりすると直ることが多かったので、どこか接触が悪いのだろうとキーボードを外してみると(このHC-40は簡単に別の種類のキーボードと交換できるようになっている)キーボードを固定するネジが少し緩んでいることに気づきました。また、キーボードと本体の接点が少し錆びていました。無水エタノールで綺麗にし、きちんと取り付け直してみたら、見事に復旧しました。その後は全く発生していません。


キートップは全て外して洗浄したわけですが、大きなキー(スペース、SHIFT、RETURN、NUM)にはスタビライザー(針金のようなパーツ)が入っており、いちど外すと取り付けには苦労します。特にスペースキーには両端にスプリングも入っており、かなり難しいです。キーの裏にあるスプリングの支柱もデリケートなので、安易に取り外さないほうが良いと思います。ただ、このスプリングはなくても全く支障がなさそうなので、無理に付けなくても良いのかもしれません。途中そのパターンも試してみましたが、スタビライザーだけで十分に安定します。


次に実際の使い勝手ですが、ネット上にはこのHC-40の情報がほとんどありません。ただ、この機種は海外ではPX-4という名前で売られていたようで、そちらの名前で検索してみると日本国内よりたくさんの情報があります。この機種に限らず、ハンドヘルド人気は向こうのほうが上ですね。日本では漢字表示ができない古いPCは実用になりませんが、欧米だと関係ないので、そういう理由もあるのかもしれません。

更にWikipediaを見ると、海外のEPSONがこのシリーズのPCのマニュアルやソフトウェアを配布しているとの情報があります。残念ながら見つけられなかったので既に過去の話なのかもしれませんが、モノ自体はあちこちにあったので、ダウンロードしておきました。まあ若干グレイですが、過去に配布されていたものならOKですよね。

実際、このマニュアルはかなり参考になりました。特にハンドヘルドPC特有の事柄については他機種の常識が通用しませんから、マニュアルがあると助かります。各種インターフェイスの端子のピンアサインも分かりました。あとでデータレコーダーやRS-232Cのケーブルを自作しようと思っています。


CP/Mについてもいろいろいじってみましたが、残念ながら標準装備のROMに搭載されているのはDIR、REN、TYPE、ERA、SAVE、USERなど基本的なコマンドのみで、他は別売りのROM(当時のカタログにある5,000円の「拡張 OS-ROM」と言うやつかな?)に入っているそうです。BASICを使うだけならなくても問題ありませんが、ファイルコピーはおろか、ファイルサイズの確認すらできないのは寂しいですね。OSを使っているという気が全くしません(^^;) そのROMにはターミナルプログラム等も入っているそうなので、機会があれば入手したいですね。でも難しいかな・・・。

ちなみに、このROMイメージもPX-4用がネットにあることはあるのですが、意外と大きいので、どうやって実機に持っていって、どうやって焼くかが問題ですね。ファイルのコピーやターミナルなんかは、BASICでプログラムを組んでも良いし、あとは別にHC用じゃなくても汎用のCP/M向けプログラムなら動くものも多いでしょうから、代替品を探したほうが早いかもしれませんね。

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2017年10月14日

EPSON HC-40

ヤフオクで1984年発売のEPSONのハンドヘルドコンピュータ、HC-40を入手しました。ハンドヘルド機というと大ヒットした同社の初代HC-20が有名ですが、私はデザイン的にこの2代目が好きです。プリンタをオプションにしたかわりに液晶画面が大きくなり、本体も薄くなっていて、いま見ても良いデザインです。

EPSON HC-40また、CPUがZ80に変更になり、更にROMにCP/M(8bit時代にメジャーだったOS)を内蔵するという珍しいスペックのPCです。CP/Mは昔ちょっと仕事で16bit版のCP/M-86を搭載した機器を使ったことはあるのですが、それ以外ほとんど未経験なので、いじるのが楽しみです。BASICもROMにあり、CP/Mの1アプリケーションという形になっています。

そしてなんと、今回の出物にはオプションのPROMライターカートリッジがついていました。(本体右上の緑色のソケットがある部分) これ、当時65,800円もしたようですね。初めて見ました(^^;) そのせいか少し高かったけど、そこそこ綺麗そうだったのと、1週間保証がついていたので、思いきって入札しました。ACアダプタや専用のニッカドバッテリーはないので、eneloop(単3型4本)で使うつもりです。

ボディは変色等もあまりなく状態は良いほうですが、細かい砂埃でいっぱいだったので、上段の小さなキー以外は全て外して洗浄しました。(小さなキーは外し方が分からなかった) ボディもブロワーで埃をはらって、無水エタノールで綺麗に拭きました。傷はあちこちにあるので新品同様とまではいきませんが、満足いくレベルになりました。

それにしても、白いボディに黒のキーボードってのは、レトロっぽくてなかなか格好良いですね。それにこういう濃い色なら、ちょっとくらい変色していても意外と見られます。"いぶし銀"とかと同じ感覚でしょうかね(^^;)

EPSON HC-40このROMライタで焼いたROMは本体裏面のカバーを開けて(簡単に開く)2つあるソケットのどちらかに挿すことで、CP/MのB:またはC:ドライブとして使えるそうです。自作のプログラムをそこに入れて起動したりできるのですね。実際には、B:ドライブにはBASICインタプリタ、C:ドライブにはROMライタ用のプログラム(純正かどうかは不明)が入っていたので、現状では空きがありません。当時はROMを搭載できるカートリッジもあったのですが、入手は難しそうです。

まあ、手間を考えても、さすがに今更やらないですかね。入れたいプログラムもないですし。使わないものをつけといても無駄なので、どうせならここにつけるプリンタかマイクロカセットが欲しいところですが、ああいうメカニカルな機器は稼働するものがなかなか手に入らないので、本体ごと買わないと難しいかもしれませんね。

ちなみに、こんな古いPCで使えるEPROMなんて(256kbitまで対応しているらしい)まだ手に入るのかなと思って調べたら、ワンタイムのタイプ(消去窓がないもの)なら普通に通販で買えるようですね。値段も1個2〜300円くらいです。製造は終わっているようなのでそのうちなくなるとは思いますが、何事も経験だし何個か買ってみようかなとも思っています。このROMライタがちゃんと動くかどうかくらいチェックしたいですしね。


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EPSON HC-40 その2 (2017年10月16日)

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2017年10月 1日

レトロPCの収納

私はキーボード一体型PCをこよなく愛する者ですが、この手のPCはその形状のため、しまっておく場所に困ります。乱雑に重ねるわけにはいきませんからね。ダンボールみたいな箱に入れるのが良いのでしょうが、それだと出し入れが面倒なので、何か安くて良い方法がないか、ずっと考えていました。

レトロPCの収納先日ニトリに行ったとき、フラッテという、重ね置きできる収納器具を見つけました。本来は衣類などを入れることを想定しているものなのでしょう、耐荷重は10kgとのことでしたが、2〜3段くらいならいけそうです。PCを入れるには少し高さがありすぎますが、蓋を開けたまま固定できるので、凄く出し入れがしやすいです。幅と奥行きはFM-7がちょうど(無理せず)収まるくらいでした。PC-8001は余裕です。

本体と蓋は別売りで、両方合わせると税込みでちょうど千円です。安かったので、とりあえず2つ買ってみました。蓋は何色かあって、この写真だと白に見えますが、これは実際には薄いグレイです。開いているほうの蓋の写りが本物のイメージに近い色ですね。ラインナップには半透明の蓋もあって、そちらのほうが中が見えて格好良いのですが、可視光だけでなく紫外線も通すでしょうから、泣く泣く不透明のにしました(^^;)

ちなみに最近レトロPC用に使っていた小さなデスクは、仕事部屋で何か書き物をするときのために置いてあったもので、常にPCがあると邪魔です。これで元通り普通のデスクとして利用できるようになりました。

ニトリは近所にあるので、台数が増えたら(まだ増えるのか!?)また買い足したいと思っています。

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2017年9月28日

富士通 FM-7 その2

一昨日の日記のその後です。見た目を綺麗にする件はのんびりやるとして、とりあえず全体を無水エタノールで拭きました。特にキーボードは、キートップを1つ1つ取り外して綺麗にしました。じゃないと、あまり触る気がしませんからね(^^;)

FM-7 カラーバーというわけで、例によって何か作ってみようと、まずPC-8001のときのカラーバーの表示プログラムを移植してみました(笑) F-BASICは初体験ですしね。(当時のBASICは機種によって文法に微妙な違いがある)

FM-7は640x200のフルグラフィック機なので、キャラクターなど使わず、素直にグラフィックでやりました。横方向の640は7では割り切れませんが、誤差は1ピクセルなので全く問題ありません。全体の表示には3秒くらいかかりますが、まあこんなものですかね。上の写真ではモアレが出ていますが、実際には綺麗に描画されています。

なお前回、書こうと思っていて忘れましたが、モニタやデータレコーダのケーブルは、PC-8001用に自作したものが、そのまま使えました。この時代のデジタルRGB(8色)のPCなら、みんないけそうですね。

FM-7 カラーバー プログラムグラフィックを使ったので、ソースもシンプルです。LINE文の書式はN-BASICと同じですね。いたって単純なプログラムです。


前回の疑問も少し調べてみました。まずファンクションキーの内容表示ですが、N-BASICと同じようにCONSOLE文で行うようです。デフォルトで非表示なだけですね。たぶんキーが10個あって画面を2行も専有するから、そうしたのでしょう。書き方もほぼ同じです。

CONSOLE 0, 18, 1, 0

3番目のパラメータが0なら非表示、1なら表示です。ちなみに4番目のパラメータは0がカラーで1がモノクロと、N-BASICとは逆ですね。デフォルトはカラーで、これも逆です。

CONSOLE文で注意が必要なのは1〜2番目のパラメータです。ここはN-BASICと同じようにスクロール開始行と行数なのですが、ファンクションキーが表示されているときは2行使うので、ちゃんとその分を引いて指定しなければなりません。そうしないとエラーになります。N-BASICでは特に気にしなくていいので、どうしてエラーになるんだろうと、最初はかなり悩みました。


ファンクションキーを押すと応答しなくなる件は、PF5とPF10ですね。どちらもプリンタに印刷する命令(ソース印刷と画面のハードコピー)が入っていて、そのため応答しなくなるようです。BREAKキーかESCキーを何度も押してると止まるのですが、まだちゃんとした止め方は分かりません(^^;)


短いプログラムだし、あまり意味はないかもしれませんが、一応データレコーダの音声データをアップしておきました。

COLORBAR_20170928.WAV
※ブラウザによってはクリックで再生されてしまうかもしれないので音量に注意!

しかし、FM-7はセーブが早いですね。PC-8001は600bpsでしたが、FM-7は1600bpsのようです。ロード時にファイル名を省略できるのも便利ですね。

ただ、セーブを開始してから実際に音が出るまで10秒ちょっと待たされます。おそらくカセットテープの先頭の録音できない部分(リーダーテープ)を避けるためだと思いますが、かなりじれったいですね。あと、PCで再生してみて気づいたのですが、信号ではないノイズがやたらと多いです。これは機種の違いというより経年劣化でしょうか? 少し気になります。


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富士通 FM-7 その3 (2017年10月18日)

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2017年9月26日

富士通 FM-7

ヤフオクで富士通のFM-7を入手しました。1982年発売の8bit PCです。正式名称はFUJITSU MICRO 7ですが、FM-7という略称がメジャーで(後継機では正式名になっていく)タイトルは、あえてそちらを書きました。ちょっと変な感じですけどね(^^;) そういや富士通のPCは今でもFMVという名前ですね。

20170926-00008.jpgFM-7の登場はよく覚えています。先代のFM-8からスペックアップした上に大幅に安くなるという驚きの新製品で、雑誌(たぶん月刊マイコン)の記事で知ったときはかなり興奮しました。この1982年というのは日本のパソコン界にとってはエポックメイキングな年で、他にも数々の名機がリリースされました。とても思い出深いです。

今回の個体はちょっと汚いのですが、そのおかげか動作品がかなり安く手に入りました。FM-7はもともと白と黄色で汚れやすいのか、綺麗な出物がほとんどないんですよね。玉数じたいは多いんですが・・・。でもこういうときのために色々と準備してきたので、可能な限り綺麗にしたいと思っています。

動作は、まだBASICでちょこちょこと確認程度にいじっただけですが、特に問題なさそうです。キーボードも全キーOKでした。大きなキーがなんだかグラグラするのが気になりますが、ネットで調べたところ、この機種はこうみたいですね。キートップを何個か抜いてみましたが、大きなキーにもスタビライザー等の支えがなく、中心を押さないと傾いてしまうようです。キーの左右に段差があるのは、そこを押させないためですね。

ファンクションキーは内容が画面に表示されないようで、何が設定されているかまだ分からないのですが、適当に押したら応答しなくなっちゃうキーもあって、何回かリセットしました(^^;) きっと戻す方法はあるんでしょうね。FM-7の情報はネット上にたくさんあるので、あとで調べてみたいと思います。


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富士通 FM-7 その2 (2017年09月28日)

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2017年9月24日

CASIO PB-200 その3

10日の日記のその後です。小さくて電池駆動できるということで気軽にいじれるポケコンですが、実際にBASICでプログラムを組もうとすると、こいつはかなりハードで、歯ごたえのあるプラットフォームですね(^^;)

まずメモリが1.5KBしかない(先代のPB-100でも動くように考えたら0.5KB)というのは、思ったより厳しいです。実際にはバイト単位ではなくプログラムのステップ単位のようで(変数用のメモリは別に確保されているらしい)残りステップ数が画面に表示されるのですが、まあどちらにしてもテキストなら半角1500文字くらいと考えると、かなり少ないことが分かります。

また変数はA〜Zの26個と、あと特殊な変数がいくつかある程度で、大きなプログラムを作ろうと思ったら、これまた厳しい制限です。なお26個の変数は数値か文字列のどちらかとして使用でき、文字列の場合は7文字までとなります。つまり変数1つで8バイトということですね。配列も使えますが、この26個の変数を利用して行います。使用可能なステップ数を削って変数の数を増やすことも可能なようですが、焼け石に水という感じです。

また、数値を文字列に変換するような関数(STR$やHEX$のようなもの)がなく、これが意外と実用的なプログラムを組むための障害となります。

何か作ってみようと思っていたのですが、この画面の狭さも相まって(プログラムの編集が大変)ちょっと挫折しそうです(^^;)


一方、通常のBASICにはないポケコン独自の特徴があることにも気づきました。例えばPRINT文は画面に表示したあと自動的にプログラムが一時停止され、EXEキーが押されるまで待つようです。これは画面が1行しかないので当然かもしれませんが、プログラムを組んで止めなくていいのは便利です。

また、INPUT文で数値を入力させるプログラムを組むと、単なる数値だけでなく計算式も入力できるという素晴らしい機能があることに気づきました。これは前回書いた電卓としての機能がそのまま生きているのでしょうね。例えば以下のようなプログラムです。

10 INPUT A
20 PRINT A*1.08

実行(RUN)すると画面に?マークが表示されキーボードから数値の入力待ちとなります。ここまでは通常のBASICと同じですが、ここで数値だけでなく式(例えば100+200+300など)を入力してもエラーになりません。もちろん、括弧などの入力もOKです。入力された計算式は自動的に計算されてから、変数Aに代入されます。これまで私が経験してきた(この時代の)マイクロソフト系のBASICでは、みんなエラーになっていたと思います。

ちなみに行番号20では、入力された値の消費税計算をして、画面に表示しています。つまり、このたった2行のプログラムで、簡易レジスターのようなソフトウェアが作れたことになります!(^^;)

これだと1回計算するたびにプログラムが終了してしまうので、更に以下の1行を追加すれば、繰り返して計算ができます。

30 GOTO 10

PBシリーズはオプションとしてレシートサイズの小型プリンタも用意されていたので(本体に内蔵している機種もあった)そちらにも印字するよう改良すれば、更にレジらしくなりますね。

ただ、こうやってGOTO文などで無限ループのプログラムを書くと、それを停止する方法が分かりません(^^;) 他の機種のようにSTOPキーで止まるのかと思ったらだめみたいです。改めてモードやプログラムバンクを切り替えると止まりますが、ちょっと不便です。他に何か方法があるのでしょうか?

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2017年9月23日

NEC PC-8001 その5

4日の日記の続きです。PC-8001で何かグラフィカルな表示を行おうと思ったら、やはりグラフィック文字を使うのが現実的なようです。しかし、私のところにはマニュアル類が何もないので、どのキーを押したとき、どんな文字が出るのか、さっぱり分かりません。1つ1つ押してみるしかありません。

PC-8001 グラフィック文字そこで、今後のために全てのグラフィック文字を画面に表示するプログラムを作ってみました(^^;)

上半分がコード順(カナ文字も含む)で、下がキーボードレイアウトを模したものです。前者はネットにたくさんあるのですが、後者が見つけられなかったんですよね。これを印刷して手元に置いておきたいと思います。もちろん、PC-8001に繋げられるプリンタなんか持っていないので、この画面を写真撮影して現代のPCで加工(白黒反転など)して、印刷です。

昔はキーボードの手前側面に貼るグラフィック文字のシールなんかもよく見ましたよね。これを元に、そういうのを作ることも今なら可能かもしれません。まあ、シールを貼ると汚くなるので私はやりませんけどね。

実際この機種に限らず、入手したレトロPCは可能な限り完動かつ綺麗な状態を維持すべく、最大限の努力をしていくつもりです。使うときも優しく丁寧に、使わないときは日焼け防止のためにカバーをかけ、ケーブルの抜き差しなどもなるべく行わないようにしています。いつか手放すにしても、自分の代で極力劣化させない、それがレトロPCマニアの社会的責任ですよね(笑)

そういえば、このプログラムを作っていて気づいたのですが、私のPC-8001は、どうやら¥キーの調子が悪いようです。押しても入力されないことがあります。あまり使わないキーなので大きな問題ではありませんが、簡単に直せるものなら直したいですね。あとで分解してみようかと思っています。

ちなみに、¥キーで出るグラフィック文字は漢字の「円」なんですよね。まあ、普通に考えればそうなるでしょうけど、ちょっと感心しました(^^;)


今回のプログラムのソースは載せません。長くなってしまったのと、基本PRINT文で表示しているだけなので(特に後半はループすらない)技術的にも面白いところが何もないからです。いちおうデータレコーダの音声データは置いておきます。

GRPH_20170923.WAV (CLOADのパラメータは"grph")
※ブラウザによってはクリックで再生されてしまうかもしれないので音量に注意!

今回はライン入力ではなくマイク入力から録音してみました。これで少しは音量が稼げたのではないかと思います。まあ、パルス波の周期(つまり音程?)で1と0を表現しているようなので音量はあまり影響しないとは思いますが、それでもいちど他の機器(PCとかスマホとか)で再生したものがちゃんとロードできるか試してみたほうが良いかもしれませんね。

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2017年9月20日

CENTURY LCD-8000V/W その後

8/22の日記のその後です。このモニタ、今では主にPC-8001で使用しているのですが、小さいのは良いんだけど、位置が低すぎるとちょっと使いづらいです。そこで、市販のモニタ用のクランプ式アームに(無理矢理)取り付けてみました。


BESTEK PC モニター アーム 液晶ディスプレイ アーム クランプ式 水平多関節 17-27インチ対応 BTSS01BK
CENTURYのモニタには純正のモニタアームも用意されているのですが、凄く高いし(6千円くらい)耐荷重も2kgまでと、あまり潰しが利きません。そこで、安いVESA規格のアームを買いました。Amazonで評価が高かったBESTEKのBTSS01BKといいうやつで、2千円ちょっとでした。

モニタ側はVESA規格に対応していないので(そもそも小さすぎて無理)背面にある収納式のスタンド部分に針金(よくケーブルをまとめるのに使われている皮膜つきの柔らかいやつ)で縛りつけました(^^;) まあ、紐でも良いと思いますが、このモニタは軽いので(510g)これで十分です。あまりグラつくこともなく、良い感じで固定できました。

CENTURY LCD-8000V & PC-8001ちなみにこのアーム、安いのに頑丈な作りで、なかなか良さそうです。実際、27インチ、10kgまでのモニタで使えるようで、8インチのこのモニタにはオーバースペックすぎますね(笑)

この手のモニタアームはデスクが広く使えるというメリットもあるので、本当はメインのPC環境のほうもこうしたいんですが、うちのPCデスク(安いダイニングテーブル)は形状の関係で、こういうクランプ式では固定できないんですよね。何かうまい方法はないかとずっと考えているのですが・・・。


#話題が増えてきたのでレトロPCカテゴリーを作りました。

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2017年9月16日

黄ばんだプラ素材の漂白 その2

11日の日記の続きです。キーボードもやってみました。方法は前回と一緒ですが、パーツが多いので、単純に分解が面倒ですね。手間のほとんどはそこかもしれません。また、キーボードのキートップは小さくて軽いので、溶液の中でクルクルと回ってしまって、それを抑えるのが大変でした。割り箸で直したりしても、すぐに裏返っちゃうんですよね(^^;)

マウス&キーボードの黄ばみ漂白そんな苦労もありましたが、期待どおり白くなりました。うまくいけば、やはり満足感は大きいですね。

比較のために、うちでいちばん黄ばんでいるMacintosh IIci(マザーボードはQuadra 700に換装済)と並べておきます。これ、新品の状態では同じ色だったと思うんですよね(笑) なお、今回はこのキーボードの底板は処理しませんでした。あまり黄ばんでいなかったのと、分解するには(たぶん)底板に貼ってあるシリアルナンバーのシールを剥がさないとならなかったからです。


最後に、今回マウスとキーボードの2つで試してみて、この漂白法についていくつか思ったことがあるので、書いておきたいと思います。まず、元々あった黄ばみ以外の汚れは、そのまま残ってしまいますね。手垢とか黒ずみとか、水洗いで落ちないような汚れはそのままでした。先に徹底的に綺麗にしてからやったほうが良いのかもしれません。

また、こうやって溶液に浸して処理すると、かなりの量のワイドハイターEXパワーを消費します。最初に1リットルのお徳用ボトルを買ったのですが、それはもうなくなって既に2本目です。キーボードより大きなもの、または体積が大きなもの(例えばこのIIciのケースなど)を処理するには、この方法では難しいですね。溶液をジェル状に加工して塗る方法もあるようなので、機会があれば試してみたいと思っています。

あとこれは個人差があるかもしれませんが、ワイドハイターEXパワーの原液には強い匂いがあり、それが若干ですが処理後に残ります。しばらくすると消えるとは思いますが、気になる人は気になるでしょうか。個人的には、意外と爽やかな匂いで、あまり嫌いではありません。まあ、もともと衣服に使うものですから、そこは考えてあるのでしょうね。

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2017年9月11日

黄ばんだプラ素材の漂白

古いPCのボディなど、塗装されていない白いプラ素材(ABS樹脂)は経年で黄ばんでしまうことが多いです。昔は、紫外線によって黄ばんだものはもう元には戻らないというのが定説だったのですが、今ではそれを元どおりに近いレベルまで漂白する方法が編み出されているということを、少し前に知りました。おそらく1年くらい前のGIGAZINEの記事だったと思いますが、それを見て以来、ずっと自分でもやってみたいと思っていました。最近レトロPC熱が高まっていることもあり、思いきって試してみました。

漂白前いきなり大きなものをやるのは不安なので、まずはマウスで試してみました。これは、おそらくMacintosh IIsiに付属していたものだと思います。

この写真だと(ストロボを使って明るく写っているせいか)意外と綺麗に見えなくもないですが、実際にはかなり黄ばんでいます。ケーブルの色と比べると分かりやすいですね。色が色だけに、どうにも汚らしいです(^^;)

漂白後そして、漂白後の結果がこれです。思わずフハハハハと高笑いが出てしまうほど白くなりました(笑) これまた写真だとあまり差がないように見えますが、薄暗い部屋の照明の下で見ると、明らかに黄土色と白(グレイ)です。

ネット上には山ほど成功事例があり、手順も確立されているので詳しくは書きませんが、日本国内では薬剤の規制の関係で、花王のワイドハイター EXパワーを使うのが定番となっているようです。これを水で2倍程度に希釈して漂白したいパーツを浸し、1日から1週間くらい(黄ばみの程度によるらしい)天日干しします。紫外線の強い晴れの日が良いようです。

漂白中実は8月くらいから材料は準備してあったのですが、ずっと天気が悪くて、なかなかできませんでした。今回やったのは1日半くらいですが、曇りがちだったので実質1日ですかね。

入れ物は、100円ショップで購入したタッパーを使いました。半透明だったのと、この素材が紫外線を通すのか分からなかったので、付属の蓋は使わず、サランラップを貼りました。

うまくいったので次に晴れたらキーボードのほうもやろうと思います。そのための大きなサイズの入れ物もホームセンターで購入済みです(^^;)


関連リンク
黄ばんだプラ素材の漂白 その2 (2017年09月16日)

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2017年9月10日

CASIO PB-200 その2

昨日の続きです。ネットで情報を漁りまくって、使い方はほぼ把握できました。PB-100シリーズは人気があるようで、思ったより情報が多いですね。BASICに関しては、PC-8001より多いくらいです(^^;)

このあと何か作ってみたいと思いますが、その前にポケコンについて1つ良いなと思ったことがあるので、書いておきたいと思います。それは、電卓としての使い勝手の良さです。電源オンで普通に電卓としても使えるのですが、式を全て入力したあとに計算を実行するという手順になるので、簡単に数学の数式どおりの計算ができるのです。

例えば以下のような計算式を普通の電卓で計算しようとすると、ちょっと苦労します。(*記号は掛け算です)

1+2*3+4

左から順々に入力していくわけですが、普通の電卓だと真ん中の掛け算の記号(☓ボタン)を押したした時点で1+2が計算されてしまいます。(例外はMacやiPhone付属の電卓アプリ) 数学のルールどおり掛け算を先にやるためには、自分で順番を変えて計算したり、メモリー機能などを使うことになります。(実はメモリー機能の使い方はよく知りません(^^;) )

しかし、ポケコンでは普通に、この式どおり入力したあとEXEキー(電卓なら=に相当)を押すだけで、ちゃんと計算してくれます。これは便利ですね。

更に、以下のような括弧つきの計算もOKです。キーボードから括弧が入力できます。

(1+2)*(3+4)

世にある関数電卓と呼ばれる高機能な電卓の中にも、こうやって数式を入力してから計算できるものがあるのでしょうか? これまであまり知らなかった世界です。

ちなみに私はHPの関数電卓を持っているのですが、試した限りでは、括弧の入力はできませんでした。ただ、これはRPN(逆ポーランド記法)の電卓なので、括弧など使わずとも、普通に数式どおりの順番で計算ができます。慣れが必要ですが、入力の手間はRPN電卓のほうが少ないですね。とはいえ、数式どおり入力して、間違ってないか目で確認してから計算を始められるのは、それはそれで便利ですね。

まあ、電卓なんて使う機会はもう1年に1回もありませんが、今後そういうときはポケコンをさっと取り出して計算したいと思います。それがきっと、ポケコン使いの本懐ですよね?(笑)


関連リンク
CASIO PB-200 その3 (2017年09月24日)

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2017年9月 9日

CASIO PB-200

ヤフオクでカシオのポケコン(ポケットコンピュータ)PB-200を入手しました。おそらく1983年のモデルで、その前年に出たPB-100(カシオのポケコン1号機)のRAMを増設したモデルですね。

CASIO PB-200PB-100が標準の約0.5KBから1.5KBまで増設できたのに対して、これは初めから1.5KBを搭載したモデルです。先日のPC-8001が、これより古くても16KBか32KBですから、デスクトップ機と比べて、いかに少ないかが分かりますね。

ポケコンの定義は人によって様々だと思いますが、私の定義は「ポケットに入るほど小さく、長期間電池だけで動作し、QWERTYキーボードを搭載し、単体でプログラミング可能なPC」ですかね。ちなみに、私は子供の頃にポケコンを買おうと(買ってもらおうと)思ったことはありませんでした。なんというか当時は、デスクトップPCすら持っていないのに、安いからという理由でポケコンを買ってしまったら負けだと思っていました(笑)

CASIO PB-200 & iPhone 6sしかし、決して憧れがなかったわけではなく、その小ささとデザインには、かなりグッと来ていたことを覚えています。今回、新品のように綺麗な個体が出品されていたのを見て、つい我慢できず入札してしまいました(^^;)

実際、ボディはデッドストックと言われても信じてしまうほど綺麗でした。子供の頃の記憶よりずっと小さく、薄く、そして美しかったです。iPhone 6sよりちょっと大きくて、ちょっと厚いくらいですかね。重量はかなり軽くて、届いたとき違うものが入ってるんじゃないかと疑ったほどです(笑)

CASIO PB-200 液晶ボディは傷1つないけど、液晶には僅かな変色が見られます。ただ、電源を入れると分からなくなるレベルで、視認性は新品の頃と変わらないのではないかと思います。まあ、製造から30年はたっているでしょうから、いつダメになってもおかしくはありませんけどね。

ちなみに晩年のポケコンは、2大メーカーのカシオ、シャープともに黒いボディが主流になってしまい、個人的には残念に思っていました。やはりこの当時のデザインが好きですね。最後までポケコンを製造していたシャープの最終機(PC-G850VS)は、まだ新品が手に入るようです。画面は広いし、BASICだけでなくC言語などいくつかの言語か使えるようで、欲しくないと言えば嘘になります。黒いけど(笑)

CASIO PB-200 ケース付属品は合皮のケースのみで、こちらは少し痛みも見られましたが、それでも綺麗です。おそらく、このケースに入れたまま長期間保管されていたのでしょうね。

PCなんて商品は今でもそうでしょうが、買ってはみたものの使わなかった(使えなかった)というパターンはかなり多いでしょうから、こうやって新品同様で残っているものは意外と多いのかもしれませんね。たとえ汚くても壊れていても捨てずに、ぜひ市場に流して欲しいものです。


さて、これを何に使おうかと考えていて、1つ作ってみたいプログラムを思いつきました。資料がないので苦労するかもしれませんが、デスクトップ機と違ってテレビを見ながらでもやれるので、のんびり楽しみたいと思います。

なお、データレコーダー用のインターフェイスはオプションで、このままではプログラムの恒久的な保存ができません。そのうち入手したいとは思っていますが、プログラムは本体内に10本も保存でき、電源を切ってもバックアップされるようなので、当面は必要ないかもしれません。


関連リンク
CASIO PB-200 その2 (2017年09月10日)

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2017年9月 4日

NEC PC-8001 その4

8/28の日記のその後です。ネット上でPC-8001用のソースを漁って、四角形を描画する方法が分かりました。N88-BASICと同じLINE文ですが、パラメーターが微妙に違うのですね。N-BASICでは、こんなふうに書くようです。

LINE (0,0)-(160,100),PSET,7,BF

このPSETというパラメータは88にはなかったと思うのですが、他にPRESETと指定すると消去、また文字をダブルクオーテーションで挟んで(例えば"A"のように)指定すると、文字による線や四角形の描画も可能なようです。このあたり、PC-8001のグラフィックがセミグラフィックと呼ばれる所以なんですかね。このあとの88で進化したということでしょうか。

PC-8001 カラーバープログラムとりあえず、これでカラーバーのプログラムを書き直してみました。はじめPSETで作ってみたところ、残念ながら描画速度はほとんど変わりませんでした。

しかし、そのあと文字による描画に変えてみたら(前回の四角形の文字)ものすごく速くなりました。画面全体の描画が1秒くらいで完了します。これなら実用レベルですね。また、LINE文で描画すると、最後にスクロールしてしまう問題も発生しなかったので、ソースも凄くシンプルになりました。これで完成ですね。


録音したデータレコーダーの音声データもアップしておきました。

COLORBAR_20170904.WAV (CLOADのパラメータは"colorb")
※ブラウザによってはクリックで再生されてしまうかもしれないので音量に注意!


・追記
行番号140のインデントを忘れてますね。今回はスペースを入れてみたんですが、詰めが甘い(^^;) (プログラムの動作には影響しません)


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NEC PC-8001 その5 (2017年09月23日)

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2017年8月28日

NEC PC-8001 その3

昨日の続きです。データレコーダーのケーブルの件ですが、昨日とは別のPC-8801の情報サイト(こちら)を参考に作り直したところ、無事ケーブルを挿したまま使えるようになりました。簡単に書けば、2ピンがグランド、4ピンが出力、5ピンが入力ですね。

これまで何回かセーブ/ロードを試しましたが、一度も失敗していません。音声形式はリニアPCMの16bit/44.1kHzですが(CDと同じ)これで十分ですね。ただし、mp3やAACなどの不可逆圧縮の形式はまずいと思います。

余談ですが、PCから出力される音声は、かなり音量が小さいんですね。最初、レコーダーのほうの録音レベルを最大に上げても全然レベルメーターが振れないので何かおかしいのかと思ったのですが、その状態で、ちゃんとロードできました。間違ってオーディオ機器で再生してしまったときのために、あえてそうしてあるのかもしれませんね。他のPCも同じなのでしょうか。これまで気づきませんでした。

録音したカラーバーのプログラムの音声データもアップしておきました。昨日のバグは修正済です。まあ、誰もダウンロードしないと思いますが(笑)

COLORBAR_20170828.WAV (CLOADのパラメータは"colorb")
※ブラウザによってはクリックで再生されてしまうかもしれないので音量に注意!


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NEC PC-8001 その4 (2017年09月04日)

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2017年8月27日

NEC PC-8001 その2

昨日の続きです。データレコーダーを繋ぐカセット端子用のケーブルを作りました。制限つきになってしまいましたが、PCMレコーダーでちゃんと使えています。

PC-8001用の情報が見つけられなかったのでPC-6001の情報を参考にしたのですが、諸説あるようで、そのうち1つを真似して作ったら、どうもセーブ(保存)はうまくいくけどロード(呼び出し)ができません。いろいろ試してみて、入力と出力の両方のケーブルを挿しているとダメなことに気づきました。片方を抜けばOKです。リモート端子は省いちゃったので(対応機器がないため)その影響もあるんですかね? よく分からないけど、まあ自分で使うだけなら抜いて使うという運用でOKです。ベリファイ(ちゃんと保存できたかどうかセーブ後に読み込んで確認する処理)のとき、ちょっと面倒ですけどね。

PC-8001 カラーバー保存ができるようになったので、1つ実用的なプログラムを作ってみました。モニタ調整用に、画面にカラーバーのようなものを表示するプログラムです。結果を見ると、どうやら自作のRGBケーブルは、うまく機能しているようですね。とても綺麗に表示されています。なお、このプログラムでカラーバーを描画するには8秒くらいかかります(^^;)

30年も前の記憶を頼りに作ったわけですが、思ったより忘れていました。また、このPC-8001(N-BASIC)と、私が経験のあるPC-8801(N88-BASIC)の違いも大きいようです。88ではグラフィック画面を使えば好きな座標に四角形を描いて塗りつぶすなんてことは簡単にできたのですが、同じようにはできないみたいですね。というか、グラフィック画面の使い方が全く分からなかったので、テキスト画面でグラフィック文字(いくつか用意されている記号)の中のいちばん大きな四角形(GRPH + , で入力できる)を並べて表示することにしました。25行モードにすれば、隙間なく表示されるようです。

PC-8001 カラーバー プログラムプログラムのリストも載せておきます。インデントがないので見にくいですが、まだ編集方法もよく分からないのです(^^;)

PC-8001のテキスト画面には7で割り切れる桁数がないので、画面を36桁に設定して、中央のグリーンを1文字だけ増やしています。描画が終わったらそこでループし、何らかのキーが入力されたら、画面モードを戻して終了です。

ちなみに最初のCONSOLE文でスクロールを1行目だけに制限しているのですが、これがないと最後の行を表示したあと全体が1行分スクロールしてしまいます。他に、これを回避するうまい方法が思いつきませんでした。


以上、かなり久々に古いPCをいじってみたわけですが、いろいろと思うところがありました。ある意味、カルチャーショックですかね。現在のPCと比べて、やりたいことがとにかくできません。データの保存も面倒だし、スクリーンショットも撮れない。画像ファイルなんてもちろん扱えません。なんといってもメモリ(RAM)は僅か32KB(当時としては大容量)しかありませんからね。例えば今の私のメインのPCのメモリは8GBだから、ざっと26万分の1ですね!(笑)

キーボードにも違和感がありました。特に、バックスペースキーが、あるべき位置にないのはかなり不便です。CTRL+Hで操作していますが、もっと良い方法はないのですかね。カーソルキーも上下と左右が共用(SHIFTキーで使い分ける)で不便だし、INS/DELキーの使い方は忘れてるし、いろいろと苦労しました。ただ、キータッチだけは今のPCにはない(少なくともメーカー製のPCにはない)良さがありますね。

日本語はカタカナのみ扱えますが、ローマ字入力なんてことはできないので、JISキーボードから直接入力するしかありません。88のときはどうしてたのかと考えてしまいましたが、カナ入力なんて覚えた記憶はありません。1文字入力するのに何秒もかかってしまい、まるで初心者のようです(^^;)

そんな不便さはあるものの、やはりこの時代のBASICでのプログラミングは面白いですね。制約があるから工夫するし、それがうまくいけば楽しいです。また、構文が単純なので習得も容易です。プログラミングの初心者は本来、こういう単純なレベルから始めるべきですよね。今の人は本当に大変ですね。IchigoJamみたいなPCが、もっと増えると良いのではないかと思います。


・訂正
1つバグを見つけました(^^;) 行番号120のループが1回多いですね。25ではなく24が正解です。とはいえ、処理時間が1行分余計にかかるだけで、結果は変わりません。スクロール範囲を制限しないと最後に全体が1行分スクロールしてしまう問題も同じです。


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NEC PC-8001 その3 (2017年08月28日)

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2017年8月26日

NEC PC-8001

ヤフオクでNECのPC-8001を入手しました。1979年発売の8bit PCで、私が子供の頃、おそらく最初に憧れたパソコン(当時はマイコンと呼ぶのがメジャーだった)です。かなり綺麗な完動品が出品されていたので、迷わず入札しました(^^;) おそらく後期の32KBモデルだと思います。

20170826-0006.jpgもちろん、先日のモニタで使うつもりで購入したのですが、ケーブルは市販されていないので(同人ハードっぽいものは存在する)自作となります。モニタに付属していた2mのVGAケーブルをベースに加工したのですが、せっかくなので50cmと1.5mにカットして長短2本作りました。PC側はDIN 8ピンで、パーツを購入して半田付けしました。ただ、当時のいわゆるデジタルRGB端子(今のDVI等とは全く違うもの)は出力電圧が高いため、R,G,Bの各信号に150Ωの抵抗をかませる必要があるそうで、意外と大変な作業でした。でも苦労の甲斐あって、ちゃんと映っています。期待以上に綺麗です。

PC-8001の販売当時は12〜14インチくらいのモニタが主流だったと記憶しています。それに比べると8インチはいかにも小さいですが、文字の大きさも含め、使い勝手は全く問題ありませんでした。液晶はブラウン管より表示領域が少し広いのと、品質も高いからだと思います。最近ちょっと老眼の気がある私でも大丈夫でした(^^;) あと、これは予想していませんでしたが、こういう小型液晶だとPC-8001の上に乗せられるのが最高ですね。

入手したのは本体だけなので、当面はBASICで遊ぼうと思っています。(当時のPCは電源オンでBASICというプログラミング言語の開発環境が起動するのが一般的) 本体内のROM(読み出し専用メモリ)に入っているので電源オンですぐに使えます。今のPCと比べて、その起動の素早さにびっくりしました。私がこれまでに購入した中で、最も起動の早いPCかもしれません(笑)

データレコーダー(カセットテープレコーダー)も持っていないので(ラジカセくらいはどこかにあるかも)プログラムの保存は以前購入して使っていないPCMレコーダーで代用するつもりです。ただ、こちらもケーブルがないので、このあと自作する予定です。

マニュアル類も何もありませんが、私はPC-8801 (mk II)を所有していたことがあるので、あの頃のマイクロソフト系のBASICは、かなり覚えています。また、この機種は当時NHK教育テレビの「マイコン入門」という番組で使われていたモデルなので、それも記憶に残っています。まあ、往年の名機ですし、忘れている部分はネットを調べれば、なんとかなるでしょう。


以上、ついに禁断の(?)レトロPCの世界に足を踏み入れてしまったなという感じですが、ヤフオクにはこういった古いPCがたくさん出品されています。他にも憧れの機種がいくつかあったのですが、まずこのPC-8001にした理由は安かったのと、壊れにくいだろうと思ったからです。壊れやすいモニタや補助記憶装置などは外付けですからね。

実はシャープのMZシリーズもかなり好きなのですが、多くはモニタやデータレコーダーとの一体型なので、手が出しにくいんですよね。また、MZはクリーンコンピュータなのでROMにBASICがありません。データレコーダーが必須(壊れたら何もできない)というのは、かなりリスキーですね。とはいえ、そのうち何か良い出物があれば、手を出してしまうかもしれません(^^;)


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NEC PC-8001 その2 (2017年08月27日)

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2017年8月22日

CENTURY LCD-8000V/W

古いPCを使うとき大きなモニタに繋いだり移動させたりが面倒だったので、中古で8インチの液晶モニタを買いました。CENTURYのLCD-8000V/Wです。

CENTURY LCD-8000V購入価格は1万円。なぜかメーカーの直販サイトで売ってました。もしかすると初期不良の修理上がり品とかでしょうか。新品みたいに綺麗でした。(写真の左にあるのは19型テレビです)

液晶パネルはSVGA(800x600)で、接続もVGA端子のみだけど、明るくて綺麗です。電源はUSBから供給。液晶にはプラ製のカバーも付けられるので、モバイル用途にも最適です。

試しにPowerMac G4に繋いだらVGA(640x480)でしか認識しませんでしたが、昔のMacのSVGA相当は832x624という特殊な解像度が標準だったので、そのせいですかね? まあ、実際にはもっと古いマシンでしか使わないので、問題ありません。

実はCENTURYのこの小型液晶モニタシリーズは後継機もいろいろあって、スペックだけ考えたら正直これは高いと言わざるを得ません。しかし、あえてこの古いモニタを買ったのには理由があります。これは知る人ぞ知るスグレモノで、15kHzや24kHzといった8〜16bit時代のオールドPCの画面表示ができる貴重なモニタなのです。

最近(まあ前からですが)オールドPCに凄く興味があって、子供の頃に憧れていて買えなかったPCを手に入れようかといつも迷っているのですが、モニタがネックなんですよね。今更ブラウン管の大きなやつを買うのは絶対に嫌だし、壊れたら終わりですからね。というわけで、近い将来、きっと役に立つと思います。立たせます!

早く電源を入れるのです・・・しかし、無信号時の「信号がないです」という日本語がちょっと笑えます。「信号がないのです」だったら、もっと面白かったのに(^^;)

他にもメニュー画面から抜けるのに「退出します」とか、変な日本語がてんこ盛りです。このモニタ、製造は日本らしいんですけどね。実際には英語表示にも切り替えられるようですが、まあ意味は分かるし面白いので、このまま使います。


関連リンク
NEC PC-8001 (2017年08月26日)
CENTURY LCD-8000V/W その後 (2017年09月20日)

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