2017年8月27日

NEC PC-8001 その2

昨日の続きです。データレコーダーを繋ぐカセット端子用のケーブルを作りました。制限つきになってしまいましたが、PCMレコーダーでちゃんと使えています。

PC-8001用の情報が見つけられなかったのでPC-6001の情報を参考にしたのですが、諸説あるようで、そのうち1つを真似して作ったら、どうもセーブ(保存)はうまくいくけどロード(呼び出し)ができません。いろいろ試してみて、入力と出力の両方のケーブルを挿しているとダメなことに気づきました。片方を抜けばOKです。リモート端子は省いちゃったので(対応機器がないため)その影響もあるんですかね? よく分からないけど、まあ自分で使うだけなら抜いて使うという運用でOKです。ベリファイ(ちゃんと保存できたかどうかセーブ後に読み込んで確認する処理)のとき、ちょっと面倒ですけどね。

PC-8001 カラーバー保存ができるようになったので、1つ実用的なプログラムを作ってみました。モニタ調整用に、画面にカラーバーのようなものを表示するプログラムです。結果を見ると、どうやら自作のRGBケーブルは、うまく機能しているようですね。とても綺麗に表示されています。なお、このプログラムでカラーバーを描画するには8秒くらいかかります(^^;)

30年も前の記憶を頼りに作ったわけですが、思ったより忘れていました。また、このPC-8001(N-BASIC)と、私が経験のあるPC-8801(N88-BASIC)の違いも大きいようです。88ではグラフィック画面を使えば好きな座標に四角形を描いて塗りつぶすなんてことは簡単にできたのですが、同じようにはできないみたいですね。というか、グラフィック画面の使い方が全く分からなかったので、テキスト画面でグラフィック文字(いくつか用意されている記号)の中のいちばん大きな四角形(GRPH + , で入力できる)を並べて表示することにしました。25行モードにすれば、隙間なく表示されるようです。

PC-8001 カラーバー プログラムプログラムのリストも載せておきます。インデントがないので見にくいですが、まだ編集方法もよく分からないのです(^^;)

PC-8001のテキスト画面には7で割り切れる桁数がないので、画面を36桁に設定して、中央のグリーンを1文字だけ増やしています。描画が終わったらそこでループし、何らかのキーが入力されたら、画面モードを戻して終了です。

ちなみに最初のCONSOLE文でスクロールを1行目だけに制限しているのですが、これがないと最後の行を表示したあと全体が1行分スクロールしてしまいます。他に、これを回避するうまい方法が思いつきませんでした。


以上、かなり久々に古いPCをいじってみたわけですが、いろいろと思うところがありました。ある意味、カルチャーショックですかね。現在のPCと比べて、やりたいことがとにかくできません。データの保存も面倒だし、スクリーンショットも撮れない。画像ファイルなんてもちろん扱えません。なんといってもメモリ(RAM)は僅か32KB(当時としては大容量)しかありませんからね。例えば今の私のメインのPCのメモリは8GBだから、ざっと26万分の1ですね!(笑)

キーボードにも違和感がありました。特に、バックスペースキーが、あるべき位置にないのはかなり不便です。CTRL+Hで操作していますが、もっと良い方法はないのですかね。カーソルキーも上下と左右が共用(SHIFTキーで使い分ける)で不便だし、INS/DELキーの使い方は忘れてるし、いろいろと苦労しました。ただ、キータッチだけは今のPCにはない(少なくともメーカー製のPCにはない)良さがありますね。

日本語はカタカナのみ扱えますが、ローマ字入力なんてことはできないので、JISキーボードから直接入力するしかありません。88のときはどうしてたのかと考えてしまいましたが、カナ入力なんて覚えた記憶はありません。1文字入力するのに何秒もかかってしまい、まるで初心者のようです(^^;)

そんな不便さはあるものの、やはりこの時代のBASICでのプログラミングは面白いですね。制約があるから工夫するし、それがうまくいけば楽しいです。また、構文が単純なので習得も容易です。プログラミングの初心者は本来、こういう単純なレベルから始めるべきですよね。今の人は本当に大変ですね。IchigoJamみたいなPCが、もっと増えると良いのではないかと思います。


・訂正
1つバグを見つけました(^^;) 行番号120のループが1回多いですね。25ではなく24が正解です。とはいえ、処理時間が1行分余計にかかるだけで、結果は変わりません。スクロール範囲を制限しないと最後に全体が1行分スクロールしてしまう問題も同じです。


関連リンク
NEC PC-8001 その3 (2017年08月28日)

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2017年8月26日

NEC PC-8001

ヤフオクでNECのPC-8001を入手しました。1979年発売の8bit PCで、私が子供の頃、おそらく最初に憧れたパソコン(当時はマイコンと呼ぶのがメジャーだった)です。かなり綺麗な完動品が出品されていたので、迷わず入札しました(^^;) おそらく後期の32KBモデルだと思います。

20170826-0006.jpgもちろん、先日のモニタで使うつもりで購入したのですが、ケーブルは市販されていないので(同人ハードっぽいものは存在する)自作となります。モニタに付属していた2mのVGAケーブルをベースに加工したのですが、せっかくなので50cmと1.5mにカットして長短2本作りました。PC側はDIN 8ピンで、パーツを購入して半田付けしました。ただ、当時のいわゆるデジタルRGB端子(今のDVI等とは全く違うもの)は出力電圧が高いため、R,G,Bの各信号に150Ωの抵抗をかませる必要があるそうで、意外と大変な作業でした。でも苦労の甲斐あって、ちゃんと映っています。期待以上に綺麗です。

PC-8001の販売当時は12〜14インチくらいのモニタが主流だったと記憶しています。それに比べると8インチはいかにも小さいですが、文字の大きさも含め、使い勝手は全く問題ありませんでした。液晶はブラウン管より表示領域が少し広いのと、品質も高いからだと思います。最近ちょっと老眼の気がある私でも大丈夫でした(^^;) あと、これは予想していませんでしたが、こういう小型液晶だとPC-8001の上に乗せられるのが最高ですね。

入手したのは本体だけなので、当面はBASICで遊ぼうと思っています。(当時のPCは電源オンでBASICというプログラミング言語の開発環境が起動するのが一般的) 本体内のROM(読み出し専用メモリ)に入っているので電源オンですぐに使えます。今のPCと比べて、その起動の素早さにびっくりしました。私がこれまでに購入した中で、最も起動の早いPCかもしれません(笑)

データレコーダー(カセットテープレコーダー)も持っていないので(ラジカセくらいはどこかにあるかも)プログラムの保存は以前購入して使っていないPCMレコーダーで代用するつもりです。ただ、こちらもケーブルがないので、このあと自作する予定です。

マニュアル類も何もありませんが、私はPC-8801 (mk II)を所有していたことがあるので、あの頃のマイクロソフト系のBASICは、かなり覚えています。また、この機種は当時NHK教育テレビの「マイコン入門」という番組で使われていたモデルなので、それも記憶に残っています。まあ、往年の名機ですし、忘れている部分はネットを調べれば、なんとかなるでしょう。


以上、ついに禁断の(?)レトロPCの世界に足を踏み入れてしまったなという感じですが、ヤフオクにはこういった古いPCがたくさん出品されています。他にも憧れの機種がいくつかあったのですが、まずこのPC-8001にした理由は安かったのと、壊れにくいだろうと思ったからです。壊れやすいモニタや補助記憶装置などは外付けですからね。

実はシャープのMZシリーズもかなり好きなのですが、多くはモニタやデータレコーダーとの一体型なので、手が出しにくいんですよね。また、MZはクリーンコンピュータなのでROMにBASICがありません。データレコーダーが必須(壊れたら何もできない)というのは、かなりリスキーですね。とはいえ、そのうち何か良い出物があれば、手を出してしまうかもしれません(^^;)


関連リンク
NEC PC-8001 その2 (2017年08月27日)

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2017年8月22日

CENTURY LCD-8000V/W

古いPCを使うとき大きなモニタに繋いだり移動させたりが面倒だったので、中古で8インチの液晶モニタを買いました。CENTURYのLCD-8000V/Wです。

CENTURY LCD-8000V購入価格は1万円。なぜかメーカーの直販サイトで売ってました。もしかすると初期不良の修理上がり品とかでしょうか。新品みたいに綺麗でした。(写真の左にあるのは19型テレビです)

液晶パネルはSVGA(800x600)で、接続もVGA端子のみだけど、明るくて綺麗です。電源はUSBから供給。液晶にはプラ製のカバーも付けられるので、モバイル用途にも最適です。

試しにPowerMac G4に繋いだらVGA(640x480)でしか認識しませんでしたが、昔のMacのSVGA相当は832x624という特殊な解像度が標準だったので、そのせいですかね? まあ、実際にはもっと古いマシンでしか使わないので、問題ありません。

実はCENTURYのこの小型液晶モニタシリーズは後継機もいろいろあって、スペックだけ考えたら正直これは高いと言わざるを得ません。しかし、あえてこの古いモニタを買ったのには理由があります。これは知る人ぞ知るスグレモノで、15kHzや24kHzといった8〜16bit時代のオールドPCの画面表示ができる貴重なモニタなのです。

最近(まあ前からですが)オールドPCに凄く興味があって、子供の頃に憧れていて買えなかったPCを手に入れようかといつも迷っているのですが、モニタがネックなんですよね。今更ブラウン管の大きなやつを買うのは絶対に嫌だし、壊れたら終わりですからね。というわけで、近い将来、きっと役に立つと思います。立たせます!

早く電源を入れるのです・・・しかし、無信号時の「信号がないです」という日本語がちょっと笑えます。「信号がないのです」だったら、もっと面白かったのに(^^;)

他にもメニュー画面から抜けるのに「退出します」とか、変な日本語がてんこ盛りです。このモニタ、製造は日本らしいんですけどね。実際には英語表示にも切り替えられるようですが、まあ意味は分かるし面白いので、このまま使います。


関連リンク
NEC PC-8001 (2017年08月26日)
CENTURY LCD-8000V/W その後 (2017年09月20日)

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