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2017年9月11日

黄ばんだプラ素材の漂白

カテゴリー: レトロPC

古いPCのボディなど、塗装されていない白いプラ素材(ABS樹脂)は経年で黄ばんでしまうことが多いです。昔は、紫外線によって黄ばんだものはもう元には戻らないというのが定説だったのですが、今ではそれを元どおりに近いレベルまで漂白する方法が編み出されているということを、少し前に知りました。おそらく1年くらい前のGIGAZINEの記事だったと思いますが、それを見て以来、ずっと自分でもやってみたいと思っていました。最近レトロPC熱が高まっていることもあり、思いきって試してみました。

漂白前いきなり大きなものをやるのは不安なので、まずはマウスで試してみました。これは、おそらくMacintosh IIsiに付属していたものだと思います。

この写真だと(ストロボを使って明るく写っているせいか)意外と綺麗に見えなくもないですが、実際にはかなり黄ばんでいます。ケーブルの色と比べると分かりやすいですね。色が色だけに、どうにも汚らしいです(^^;)

漂白後そして、漂白後の結果がこれです。思わずフハハハハと高笑いが出てしまうほど白くなりました(笑) これまた写真だとあまり差がないように見えますが、薄暗い部屋の照明の下で見ると、明らかに黄土色と白(グレイ)です。

ネット上には山ほど成功事例があり、手順も確立されているので詳しくは書きませんが、日本国内では薬剤の規制の関係で、花王のワイドハイター EXパワーを使うのが定番となっているようです。これを水で2倍程度に希釈して漂白したいパーツを浸し、1日から1週間くらい(黄ばみの程度によるらしい)天日干しします。紫外線の強い晴れの日が良いようです。

漂白中実は8月くらいから材料は準備してあったのですが、ずっと天気が悪くて、なかなかできませんでした。今回やったのは1日半くらいですが、曇りがちだったので実質1日ですかね。

入れ物は、100円ショップで購入したタッパーを使いました。半透明だったのと、この素材が紫外線を通すのか分からなかったので、付属の蓋は使わず、サランラップを貼りました。

うまくいったので次に晴れたらキーボードのほうもやろうと思います。そのための大きなサイズの入れ物もホームセンターで購入済みです(^^;)


関連リンク
黄ばんだプラ素材の漂白 その2 (2017年09月16日)



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