2005年12月23日

TMPGEnc 3.0 XPress Ver.3.3.7.116

TMPGEnc 3.0 XPressのVer.3.3.7.116が出ました。今回は修正のみで新機能はないようですが、1つ嬉しい修正点があったので書いておきたいと思います。

CMカットなどを行う際に使うスライダーの振る舞いなのですが、今まではスライダーのノブの左右をクリックすると(つまりスクロールバーで言えばページアップ/ダウンの部分)1回クリックしただけなのに数クリック分動いてしまうことがありました。それが改善されたのです。私はこの部分をクリックしたときの移動量を30秒に設定してあり、CMカットをする場合に重宝していたのですが、うまく止まってくれないのが難点でした。頻繁に使う部分なので嬉しいですね。市販ソフトでなかなかこういうところまでこまめに修正してくれることってあまりないように思います。さすがです。

関係ないけど、GUIのプログラムを作っていて、こういうスクロールバーやスライダーなんかのハンドリングってホント難しいんですよね。私もけっこう苦労した記憶があります(^^;)

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2005年7月19日

TMPGEnc 3.0 XPress Ver.3.3.1.101

6月にTMPGEnc 3.0 XPressのVer.3.3.1.101が出ました。今回の追加機能に「MPEGリーダーのタイムスタンプ補正機能」というのがあるのですが、実際にしばらく使って効果の程を検証してみました。

今まではTMPGEnc 3.0 XPressで再エンコードすると、たまに音と映像が数フレームずれる現象が発生することがありました。以前、情報収集したところによると、これはキャプチャー時(録画時)に何らかの原因でコマ落ちなどが発生したMPEGで起こるそうです。「タイムスタンプ補正」とは、どうやらこれを補正してくれる機能のようです。

私の環境では、今までだいたい2〜30本に1本くらいの確率(かなり適当)で発生していたのですが、今回アップデートしてから全く発生しなくなりました。うまく機能しているようですね。以前はこの現象が発生した場合は別のMPEGコーデックを使うように設定して(TMPGEncはこういうことができるのが素晴らしい)エンコードし直すという面倒なことをしていたのですが、これが必要なくなりました。嬉しいですね。

ちなみにこの音ズレについては「MPEG 音ズレ コマ落ち」等のキーワードで検索してみると情報が得られると思います。素人の私が説明するよりも確実でしょう(^^;)

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2005年5月25日

TMPGEnc DVD Authorのトランスコーディング

4/10の日記のその後です。書こうと思ってずっと後回しになっていましたが、あの後しばらくしてTMPGEnc DVD Author 2.0のトランスコーディング機能を試してみました。

題材はF1サンマリノGPです(^^;) フジテレビ721での生放送はCMをカットして(CMはオープニング後の1回だけですが)約2時間半、SPモード(VBR 6Mbps)で録ると容量は6GBくらいになってしまいます。これをトランスコーディングを使ってDVD-R 1枚(実質4.4GB程度)に収まるようオーサリングしてみました。

まずオーサリングにかかる時間ですが、私の環境でだいたい50分くらいでした。いつもトランスコーディングなしで20分くらいなので、だいたい倍ということでしょうか。MPEGの再エンコードだったら(使用するソフトや設定にもよりますが)何時間もかかるはずなので、かなり時間の節約になりますね。画質も特に落ちたという印象はありません。ネットでユーザーの声を聞くと、だいたいDVD-R 1枚の倍の容量まで実用になるそうです。じゅうぶん使える機能ですね。

ただ、どうもCMをカットすると、その編集ポイントか1秒ほど乱れることがあります。ブロックノイズが派手に出るのですが、おそらくスマートレンダリングとの連携がおかしいのではないかと思っています。理論的にはそうならないように作れるはずなので、これは将来のバージョンで修正されることを期待したいですね。


関連リンク
TMPGEnc DVD Author 2.0 (2005年01月21日)
TMPGEnc DVD Author 2.0 やっと購入 (2005年04月10日)
・TMPGEnc DVD Authorのトランスコーディング (2005年05月25日)

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2005年4月10日

TMPGEnc DVD Author 2.0 やっと購入

1/21の日記で書いたTMPGEnc DVD Author 2.0ですが、やっと購入しました。実は、遅くなってしまったのには理由があります。それはバージョン1.xとの互換性の低さです。2.0には1.xのプロジェクトファイルが読み込めないという、かなりやっかいな問題(仕様)があるのです。2.0にアップグレードしてしまうと、その時点で1.xのライセンスを失うことになるので、そうすると継続して録画している番組を全て2.0でオーサリングし直さなくてはなりません。これはけっこう大変な作業です。

我慢して全てオーサリングし直すことも考えたのですが、2.0の体験版をダウンロードして使ってみたところ、なんと2.0では1.xと同じデザインのメニューが作れないという問題も見つけました。全てではありませんが、少なくとも私が使っていた素材は2.0にはありませんでした。なんで1.xのときと同じ素材を用意してくれないんでしょうか。ずっと録り続けている番組はメニューのデザインを統一したいので、これも大問題です。

これが分かった時点でバージョンアップをあきらめかけていたのですが、やはり2.0の新機能は魅力的です。そこで4月の番組改編期が来たのを機会に再検討しました。悩んだ末の結論は「しばらく新旧バージョンを併用して、徐々に2.0に移行しよう」というものです(^^;) アップグレードではなく、ユーザー向けの優待販売でもう1ライセンス購入することにしました。とはいえ(後で気づいたんですが)アップグレード(私は1.5からのアップグレードになる)と優待販売って数百円しか違わないんですけどね(^^;)

で、改めて2.0の感想ですが、予想以上に良いですね。MPEG再生時のレスポンス(スライダーをドラッグしてCMを探したりするときの)も明らかに良くなっています。新機能はまだあまり試していませんが、カットポイントなど必要最小限の範囲だけを再エンコードするスマートレンダリングは、やはり嬉しいですね。もう1つの目玉機能、再エンコードせずに容量を減らすトランスコーディングも近いうちに試してみたいです。


関連リンク
TMPGEnc DVD Author 2.0 (2005年01月21日)
・TMPGEnc DVD Author 2.0 やっと購入 (2005年04月10日)
TMPGEnc DVD Authorのトランスコーディング (2005年05月25日)

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2005年1月21日

TMPGEnc DVD Author 2.0

DVDオーサリングソフトのTMPGEnc DVD Authorが2.0にバージョンアップするようです。(プレスリリース

ついに待望のスマートレンダリング機能搭載です。これは嬉しいですね。これでCMカット以外の編集をしない場合には、このソフトだけで全てを済ませられることになります。発売はまだ先ですが、もちろんアップグレードするつもりです。

それにしてもこのTMPGEncシリーズ、MacOS X版が欲しいねぇ(^^;)


関連リンク
・TMPGEnc DVD Author 2.0 (2005年01月21日)
TMPGEnc DVD Author 2.0 やっと購入 (2005年04月10日)
TMPGEnc DVD Authorのトランスコーディング (2005年05月25日)

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2004年9月 9日

TMPGEnc 3.0 XPress Ver.3.1.0.57

MPEGエンコーダーのTMPGEnc 3.0 XPressがバージョンアップされました。

今回の新機能のうち、キーフレーム設定のファイル出力機能は嬉しいですね。TMPGEnc DVD Authorと併用している人には待望の機能じゃないでしょうか。これでチャプター打ちがかなり楽になります。

他にも、音声ノイズ除去フィルターは気になりますね。地上波アナログ放送に最適化されているようですし、使いものになるかどうか近いうちに検証してみたいと思います。うちで録画したものも意外とノイズが乗ってますからね。

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2004年8月 4日

TMPGEnc DVD Author Ver. 1.5.28.75

DVDオーサリングソフトのTMPGEnc DVD Authorがバージョンアップされました。

私が単体のDVDレコーダーでなく、どうしてもPCでDVDビデオを作りたいという理由がこのソフトの存在です。DVDオーサリングソフトは何本か試しましたが、これが今のところ一番ですね。特にメニューエディタは最高です。

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2004年7月22日

TMPGEnc 3.0 XPress Ver.3.0.7.35

16日の日記で書いたTMPGEnc 3.0 XPressの件ですが、1週間で修正バージョンが出ました。この素早い対応!

やっぱり巻き戻しボタンはおかしかったようですね(^^;) 私が報告するまでもなく、ユーザー掲示板にも書き込みがありました。

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2004年7月16日

TMPGEnc 3.0 XPress Ver.3.0.6.33

MPEGエンコードソフトのTMPGEnc 3.0 XPress がバージョンアップしました。このソフト、もう完全に手放せなくなってます。地味ですが、こうやってコツコツと改良が加えられていくというのも素晴らしいですね。これがほんの数千円のソフトですからね。私はもうすっかりこのメーカーのソフトのファンです(^^;)

今回も色々と改良点がありますが、新たにできてしまった不具合も見受けられます。まだちょっと使ってみただけですが、カット編集の巻き戻しボタンが押されたままの状態になってしまうことが何度かありました。発生するとムービーの先頭にいくまで止まりません(^^;) うちの環境だけかもしれないけど、後でもう少し調べて不具合レポートを送っておこう。

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2004年4月19日

MPEGエンコードとビデオカード性能

4/14の日記を読み返していてふと思ったんですが、MPEGエンコード(ソフトウェアエンコード)の速度ってビデオカードの性能に左右されるんですかね? 3Dとかそういうのは分かりやすいんですが、MPEGって2Dですよね。最近のビデオカードは2D性能に関しては大差ないのでMPEGも関係ないとは思うのですが、断言できるほど自信なかったりして(^^;)

でも、うちのはマザーボードのオンボードビデオなんですよね。メインメモリをシェアしてるタイプなので、そこがボトルネックになっているとすれば多少の差は出るかな?

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2004年4月 6日

TMPGEnc 3.0 XPress

Windows用ですが、MPEG作成ソフトのTMPGEnc 3.0 XPressを買いました。

私はWindowsマシンでテレビ録画、DVDビデオ作成などを(趣味で)やっているのですが、今まではTVチューナーカードに付属していた、あるビデオ編集ソフトを使ってCMカット等の編集をしていました。でもCMカット程度でビデオ編集ソフトは大げさなんですよね。使い勝手もそうですが、再エンコード時の画質も決して良いとは言えなかったので、別のソフトをずっと探していました。

実はDVDオーサリングにはTMPGEnc DVD Authorを使用しているので(このソフトのメニュー画面エディタは最高!)同じシリーズであるこのソフトも気になっていました。先日、登録ユーザー向けの優待販売のメールが来たので思いきって購入しました(^^;)

というわけで、以下は軽くレビューです。

噂の2パスエンコードは、処理時間はかかるけど、なかなか良い感じのMPEGを吐き出してくれました。前のソフトは映像に関係なくGOPのサイズが15フレーム前後でほぼ固定でしたが、今度のはきちんとシーンの切れ目で分かれるようになりました。画質のためにも良いことですが、DVDではMPEGのIピクチャーにしかチャプターが打てない(たぶん)ので、これはとてもありがたいです。

解像度をフルD1からハーフD1に変換したりしても、以前のソフトに比べて明らかにジャギーの少ない画質になりました。

映画のワイド放送みたいに、4:3の画面の上下を黒くして(16:9相当にして)放映された番組も、上下をトリミングしてスクイーズのMPEGにすることができます。まあ、そうやっても画質が上がるわけではないのですが、なんか気持ちいいですよね?(^^;)

音声もDolby Digital AC-3のMPEG素材を作れるようになりました。オーサリング時に変換することは以前からできたのですが、そうすると最終的なサイズの予想が難しいので、これもありがたいです。例えば(私は持ってないけど)DVDレコーダー等で録画したものも編集しやすいでしょうね。

不満がまったくないわけではないですが、この分野はまだまだ発展途上なのでしょうね。満足いくソフトというのになかなか出会えません。MPEG自体が幅広い仕様を持っているせいで、ハードやソフトによって互換性もイマイチです。体験版がないソフトは怖くて手が出せません。ホントはMPEG Craftというソフトも気になっていたんですが、やっぱ事前に試せないと…。

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