2006年11月14日

自動切り替えAVセレクター

エバーグリーンから低価格の自動切り替えAVセレクターが出ました。この手の製品は以前からありますが、1,999円は安いですね。電池式というのも(持ちが極端に悪くなければ)便利ではないでしょうか。ちょうどS端子のついたセレクターが欲しいと思っていたので、購入を検討しています。

ただ、S端子入力が2系統しかないのでちょっと迷っています。いま考えている用途には間に合うのですが、将来のためにもう1つ2つあって欲しかった。というか、正直コンポジットなんてもう必要ないんですよね。この製品に限らずテレビなどの入力端子もそうですが、たいていコンポジットがいちばん多くて、次にS端子、コンポーネント(D)端子の順です。そろそろ逆になって欲しいです。何十万もするハイビジョンテレビを買うようなユーザーが、コンポジット出力しかない機器をそんなにたくさん繋ぎたがるとは思えません。安く作れるのは分かりますが、もはや1,2系統もあれば十分だと思う。

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2006年11月11日

スピーカーケーブルを新調

オーディオ機器リニューアル計画の最終章として、スピーカーケーブルを新調しました。今までのケーブルに不満があったわけではないのですが、バイワイヤリングを試してみたくなったのです。今まではスピーカーが対応していなかったので(フルレンジだったので当然ですが)これが初体験です。

バイワイヤリングにするには倍の長さのケーブルが必要になるわけで、予算的に厳しくなります。うちは引き回しも長めなので尚更です。個人的にはスピーカーケーブルなんてOFC素材で、それなりに太さのあるケーブルなら十分じゃないかと思っていますが、それでもグレードが落ちるのは嫌なので、今までのケーブルと同程度の価格のものからBELDENのSTUDIO 716MK2を選びました。選択基準は特にありませんが、非常識に高額なケーブル(1m数万円とか数十万円とか)をラインナップしているようなメーカーは避けました。

バイワイヤリングについては今まで、理屈を考えると多少の効果は期待できそうだとは思っていましたが、どの程度かとなると全く予想できませんでした。今回はケーブルも変えたので、差を知るためにまずシングルワイヤリングに(というかジャンパーを付けたままに)してみました。試聴してみると、以前のケーブルとあまり変化は感じません。同程度の価格のものなので大きく変わってしまうはずもないのですが、ちょっと拍子抜けです(^^;)

アルバムを1枚ほど聴いてから、次にバイワイヤリングにして(ジャンパーを外して)同じものを聴いてみました。結果は、なんと驚いたことに、見事に変わりましたね。どうせそんなに差は出ないだろうと思っていたのですが、音質がどうこうではなく位相が揃ってスッキリしたという印象です。その後も何枚か聴いてみましたが、やはり多少の効果はあるようです。自分一人ではブラインドテストはできませんが、もしやってみたとしても違いが分かるんじゃないかと思える程度の差は感じました。

正直、オーディオ界にはどう考えても効果が期待できそうにないアクセサリーや「こうすると音が良くなる」的な非科学的な迷信が蔓延しているので、もう何が正しくて何が間違っているのか分からなくなっていましたが、やはり「理屈に納得できるかどうか」がポイントかなと思いました。それでも、いわゆるプラシーボ効果なんじゃないかという思いは拭えませんが(^^;)

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2006年11月 5日

マランツ SA8001 その後

一昨日の日記のその後です。土日にじっくりと聴き込んでみたので、ファーストインプレッションです。

まず機能的なことですが、私はDVDプレイヤーには譲れないものが多いけど、CDプレイヤーは普通に再生できて曲のスキップができればOKです。そんなわけで特に不満はありませんが、レジューム機能(続き再生)がないのがちょっと不便かなと思いました。停止して再生すると常に1曲目からになります。DVDと違ってあまり使わない機能ですが、電話がかかってきたりしたときに欲しいんですよね。また、私には不要ですが、インデックスサーチ機能もないようです。

あと1つ驚いたのは、説明書を読むと「トレイは手で押し込まずボタンで閉めろ」等と書いてあります。こういうのは初めて見ました。実際にはトレイを押しても閉まりますが、不良の元だそうです。メカに負担でもかかるんでしょうか。別にボタンで閉めても構いませんが、慣れてるだけに今後は注意しなければなりませんね。ちなみにこの機種のトレイ、ディスクを乗せる部分がラバーコーティング(?)されていて高級感があります。こういうのも初めて。


次にクオリティですが、以前が以前なので従来のCDを再生しても、かなりクオリティが上がりました。まず最初に感じたのが、S/Nが凄く良いなということ。以前のも悪いという印象はなかったのですが、悪かったんでしょうね(^^;) 余韻がもの凄く美しいです。低音も以前より明らかに出るようになりました。ちょっと出過ぎと言えるほどなので、スピーカーのセッティングを少し変える必要がありました。これらはアナログ部分の差なんでしょうね。

SACDは1枚しか持っていなかったので、今回新たに2枚ほど買いました。結論から言えば、善し悪しはソフトのデキによりますね。3枚あるうちの1枚は凄く良かったけど、もう1枚はそこそこ、更にもう1枚はCDとあまり変わらないなという印象でした。SACDを評価するには、もう少しソフトが揃わないとだめですね。ただ、やはりLPがCDに変わった時ほどのインパクトはありません。CD再生もこの20年で随分と進歩してますからね。SACDが一般に普及するのはかなり難しいかなと思いました。

ちなみに、1番良かった1枚はDSDレコーディング(しかも2ch.一発録り!)のようで、その高音質にはかなりシビれました(笑) 何が良いのかまだ言葉では表現できませんが、今まで聴いたことない世界だったのは確かです(^^;)

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2006年11月 4日

ダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コードのDVDが出たので買ってきました。個人的には(多くの日本人がそうだと思いますが)キリスト教やそのあたりの歴史についての予備知識があまりないので話はちょっと難解でしたが、それでも問題なく楽しむことができました。最初はもっと謎解きメインの話なのかと思っていたら、予想外にサスペンスドラマで、ちゃんとしたエンターテインメント作品ですね。テンポも良くて、149分という長さを全然感じませんでした。最後も不思議と心地よいエピローグで満足です。字幕で見たのですが、吹き替えでもういちど見たくなりました。

ドルビーデジタル5.1ch.の音声は、クオリティがちょっと低いように感じましたが、最近ピュアオーディオのほうのシステムをグレードアップしたので、そのせいで相対的に不満を感じるのかもしれません。特にセンターチャンネルからのセリフの音質が気になりました。AV機器のほうの買い替えは・・・当分無理だよなぁ(^^;)

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2006年11月 3日

マランツ SA8001

10/29の日記のその後です。SACD/CDプレイヤーを買いました。マランツのSA8001です。オーディオ専用機でこの価格帯となると、またしても選択肢は限られています。ただ私の場合、現状が古いDVDプレイヤーなので、このクラスなら何を買っても不満はないはずです。安すぎず、かといって大きすぎず、そして評判の良いモデルということで、ほとんど迷うことなくこれに決まりました。そういえばマランツ製品を買うのは初めてです。

20061103-01.jpg

写真では微妙な色に写っていますが、ゴールドではなくシルバーのほうです。個人的に金ピカのオーディオ機器って好きじゃないんですよね。まあ、うちにも何台かあるけど(^^;) デザイン的にはもう少し薄いと格好良いと思うのですが、仕方がありませんね。金属ボディで高級感はそこそこです。

ラックにはギリギリ入ることは確認していたのですが、説明書を見ると上と左右には10cm以上のスペースを空けろ等と書いてあります。当然そんなのは不可能(^^;) 上はともかく、左右にそこまでのスペースを空けるなんて、ほとんどの人が無理なんじゃないかなぁ。実際には通風口もないし、あまり発熱もしないようなので、とりあえずこの状態でも大丈夫そうです。

さっそくCDとSACDを色々と聴いてみましたが、まだヘッドフォンで聴いていないので、感想は次の機会にしたいと思います。実は、ユニバーサルプレイヤーではなくオーディオ専用機に路線変更した理由の1つに、STAXのヘッドフォンに見合うプレイヤーが欲しかったというのがあるのです(^^;)


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マランツ SA8001 その後 (2006年11月05日)

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2006年10月29日

ユニバーサルプレイヤー断念

9/24の日記の続きです。引き続きプレイヤーを検討中なのですが、ユニバーサルプレイヤーは断念して、オーディオ専用機にすることに決めました。理由は、検討を始めた当初よりCD再生を重視したくなってきたのと、前回も書いたとおり現在のユニバーサルプレイヤーの中に私が求める製品が存在しないためです。

DVDオーディオとマルチチャンネルも諦めました。DVDオーディオはオーディオ専用機がほとんどないようですし、ソフトを買ってもiPodに入れることができません。マルチチャンネルは一度くらい体験してみたいと思っていた程度で、クオリティを追求するにはお金がかかりすぎることは初めから分かっていました。きっぱり諦めます。まあ、これらは将来DVDプレイヤーを買い替えるときに、それこそパイオニアのDV-696AVクラスの安いユニバーサルプレイヤーにしておけば、いちおう聴けるようにはなりますしね(^^;)

というわけで、5万円から10万円くらいのSACD/CDプレイヤーを買うことにしました。問題は機材が1つ増えると、さすがにラックのスペースが厳しいこと。ミドルクラスのプレイヤーは意外と高さがあるんですよね。入るとは思うけど、排熱が心配・・・。


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マランツ SA8001 (2006年11月03日)

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2006年10月24日

DALI Royal Menuet II その後

19日の日記のその後です。週末にじっくり聴いてみました。接続した日には以前とセッティングも変えず、テスト的に聴いただけだったのであまり気づきませんでしたが、いや、これはなかなか良い感じですよ(^^;) 倍以上の値段のものに買い替えたわけなので当然ですが、音がはっきりとグレードアップしました。特に、やっとまともにクラシックが聴けるシステムになったかなという感じで嬉しいです。ポピュラー音楽やジャズなんかは意外とチープなシステムでも楽しめますが、クラシック、特にオーケストラの曲はどうしても不満だったんですよね。昔と違ってここ数年の私は、聴く音楽の70%くらいはクラシックなので、これは嬉しいです。ていうか目論見通り?(^^;)

またもう1つ驚いたのは、やはり以前のスピーカーと同じ時期に買った古いアンプが予想外に良い音を出すこと。YAMAHAのA-750aという、私が高校生の頃の、定価79,800円のプリメインアンプなのですが、まだまだ使えそうです。今までは性能的にアンプ>スピーカーだったのが、アンプ<スピーカーになって、性能をフルに発揮できるようになったのかもしれません。あちこちのツマミやスイッチがガリってるのと、出力が大きすぎて小音量で使いづらいのが不満ですが、音は今のところこれで満足なので、アンプの買い替えはしばらく保留にしようかと思っています。ここまで、ちょっと予算オーバー気味でもありますし(笑)

ということで次はプレイヤーを買う予定です。初めはユニバーサルプレイヤーにするつもりでしたが、どうも機能と性能、価格のバランスが良い機種がないので迷っています。アンプとスピーカーはAVとピュアオーディオで分けてるんだし、プレイヤーも再び分けようかな・・・。

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2006年10月19日

DALI Royal Menuet II

ついにスピーカーを買いました。2年前に買い替えを考え始めた頃から第1候補だった、DALIのRoyal Menuet IIです。クラシックなスタイルとコンパクトで美しいボディということで、まさに私のためのスピーカーです(^^;) 他に唯一、気になっていたのは今年になって出たB&WのCM1ですが、こちらは奥行きがちょっと長いので断念しました。リアバスレフ型であることを考えると壁からあまり近くなってしまうのは避けたかったのです。Menuetとは10cm以上も差があるんですよね。

20061019-23.jpg

とりあえずちょっとだけですが聴いてみました。音の傾向は分かっていたので期待以上でも以下でもありませんでしたが、以前の20年物のBOSEよりは当然あらゆる面でクオリティが高いです。高域はちょっと弱いかなと感じなくもないですが、エージングが進めば変わっていくのではないかと期待しています。

ただ、やはりスピーカーは部屋の影響を受けやすい機器なので、なんというか、鳴り方は以前と驚くほど似てますね。もっと変わることを期待していた(と同時に恐れてもいた)のですが、ちょっと拍子抜けでした。まあ、スピーカー以外は何も変わってないわけですから、当然かもしれませんね。週末にちょっと時間をかけてセッティングしてみたいです。


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スピーカーの寿命? (2004年08月19日)
DALI Royal Menuet II その後 (2006年10月24日)

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2006年10月16日

STAX SR-404 その後

9/28の日記のその後です。どうやら「小さな幸せ」は得られたかもしれません(^^;) オーディオ機器の話を書くとき、安易に音が良いとか悪いとか言うと誤解を招く恐れがあるのでいつも注意しているのですが、コイツはやはり良いなと言わざるを得ませんね。なんだか悔しいけど(笑)何を聴いても新鮮な驚きがあります。

よく、ヘッドフォンと同等のクオリティをスピーカーで得るには10倍の金額を出す必要がある等という話を聞きます。10倍は大げさかもしれませんが、たしかにアンプ3万円、スピーカー3万円と考えれば安いですよね。これとそこそこのCDプレイヤーを合わせて10万円ちょっとで、かなりの高音質を自分のものにできるんですから、そう割り切ってヘッドフォンだけで音楽を聴くのも決して悪くないかもしれません。狭くて壁の薄いワンルームに住んでいた、もっと若い頃にこのヘッドフォンに出会っていたらと、しみじみ思ってしまいました(^^;)

考えてみれば、今だって他に何もせずにじっくり音楽を聴く時間なんて休みの日くらいで、平日はそんな時間ないんですよね。仕事を終えて風呂に入ってのんびりできる時間にはもう親は寝てたりしますから、スピーカーで音を出すわけにはいきません。近所もあるしね。深夜なら平日でもCD聴く時間くらい作れるわけだし、電気を消してヘッドフォンでじっくり音楽を聴くのも悪くないなと思い始めています。

ちなみに、これを買ったことによるいちばんの弊害は、今のスピーカーへの不満が倍増したことです(^^;) クオリティの差は歴然。アンプ、プレイヤー含めて買い換える決心はしているわけですが、スピーカーだけでも早めになんとかしたいと思っています。

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2006年10月15日

テレビ台 購入

先月、リビング用にテレビを買いましたが、そのための台を買いました。今までは古いテレビの台を使っていて、ちょっと小さかったんですよね。新しいテレビは32インチですが、せっかくなので(?)テレビの左右にミニコンポのスピーカーを置くことにしました。そうすると幅は120cmくらい必要です。DVDレコーダーなどもあるので、奥行きもそれなりになくてはなりません。デザインまで考えると条件が厳しいのですが、近所のニトリを見に行ったところ良いものを見つけました。たぶんコレ(AVボード DBR-AV5012T2)かな。9,990円という安さでちょっと心配でしたが、展示品を見る限り安っぽさは全くありません。この値段なら悩む必要はないので即決しました。

ちなみにこの商品は組み立て式ですが、1梱包なのでクルマに積むのが大変でした。うちのマーチでは後部座席を前に倒してギリギリという感じです。横向きには入りません。重さも30Kg強あります。組み立ては工程が多くて時間がかかりましたが、安い割になかなかよくできています。とても1万円以下とは思えませんね。ホント、“お値段以上”だわ、ニトリ(笑)


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AQUOS LC-32BD1 (2006年09月11日)

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2006年10月14日

デジタル音楽?

最近、ネットでオーディオ関連の情報収集をしていると“デジタル音楽”という言葉が目に付きます。どうやらダウンロード販売や携帯プレイヤーなど、ここのところ進出著しい例のジャンルを指すようですが、この言葉ってどんなもんでしょう。CDだって立派にデジタル音楽ですよね。

販売形態のことを指しているわけで視点が違うと言われそうですが、たとえそうだとしても、CDがデジタルじゃないみたいに聞こえてしまうこの言葉はどうかと思います。CDは誰がなんと言おうとデジタル音楽だもん(笑) 新しいものを表すのなら、もっと別の言葉を考えるべき。こんな言葉が一般的になってしまわないことを祈ります。

ちなみに私は“Web 2.0”という言葉も好きになれません。でもこれをネタにした“〜 2.0”という言い回しは笑えるものが多いけど(^^;)

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2006年10月12日

アナログレコードのCD化 その3

9日の日記の続きです。Audacityでノイズ除去をしようと思ったのですが、このソフトにはいろいろと問題があることが分かりました。まず、これのノイズ除去エフェクトは思ったより音色変化が大きいです。どういうアルゴリズムなのか分かりませんが、フェードアウト時の小音量でも気になるほどなので、今回の用途には使えません。

仕方ないのでイコライザーでやることにしました。ノイズは特定の狭い帯域に一定音量で乗っているだけなので、周波数を見極めてピンポイントでレベルを下げることで、聴感上まったく問題なくノイズ除去ができそうです。デジタルのイコライザーはこういう極端なイコライジングを完璧に処理することができるので便利ですね。

ただ、これにも少し問題があります。イコライザー自体には問題ないのですが、このソフトで部分的にエフェクトをかけると、その継ぎ目が少し乱れるのです。タイミングがズレたりノイズが入ったりという感じなんですが、できれば全体にかけたくはないので、ちょっと残念ですね。Windows版も同様でした。これは仕様というわけではないんでしょうが、バグとしては明らかすぎるし、なぜこの状態でリリースされてしまったんですかね。

仕方ないので他に編集ソフトを探しているのですが、無料というのはさすがに厳しいかもしれませんね。有料のものではSound Studioというソフトを試用したところ凄く良かったです。とても使いやすいし機能も豊富、動作も安定(お金を取るんだから当然だけど)しています。ただ、この作業が終わったらほとんど使わなくなるソフトだと思うと$79.95というのは微妙な額で迷っています(^^;)

ちなみに、クラシック版なら私はSoundEdit 16を持ってるんですが、クラシック環境での(Mac OS 9.2での?)動作がちょっと怪しいのです。このソフトの権利は今はAdobeが持ってるのかな。バージョンアップは・・・してくれないでしょうね。

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2006年10月 9日

アナログレコードのCD化 その2

4日の日記の続きです。実際にやってみました。まずはMacBookでの録音です。この件にあまりお金をかけたくはないので、フリーウェアなどを色々と探したのですが、Intel Macに対応していて安定しているソフトが見つかりません。仕方ないのでMacBookにバンドルされていたGarageBandで録音することにしました。

GarageBandのプロジェクトファイルは独自形式ですが、実際にはこれはパッケージで、中を開けると録音したサウンドファイル(AIFF)がそのまま入っています。形式も16Bit、44.1KHzで、CD化するには最適です。今回は将来のために(?)ハイビットサンプリングをしようという考えもあったのですが、GarageBandではこのへんの設定を変更することはできないようなので、とりあえずこれでやってみることにしました。

MacBookだとなぜかGarageBandを終了するたびに入力が内蔵マイクに切り替わってしまって面倒でしたが、それ以外は問題なく録音できました。録音レベルの調整も波形を見ながら行えるので簡単ですね。昔はカセットデッキとかのピークレベルメーターだけで判断していたわけですから、それに比べると本当に楽です。

音楽CDのライティングにはiTunesを使いました。試しにそのままCD-RWに焼いて試聴してみましたが、思ったより良い音で録れますね。Macのサウンド入力端子もバカに出来ません。個人的にはこれでじゅうぶんですね。思わずニンマリです(^^;)

ただ、ヘッドフォンで試聴してみたところ、どうも左チャンネルにブーンというノイズが乗っています。ごく小さなノイズなのですが、フェードアウトの曲などで気になります。調べてみると、どうやらレコードプレイヤー側の問題のようで、どうしても解決できませんでした。仕方ないので、このノイズはデジタル処理で取り除くことにしました。録音のときに見つけたAudacityというオープンソースのサウンド編集ソフトでやることにしました。まだ開発途上なのかちょっと不安定で、これで録音までやろうという気にはなれなかったのですが、編集だけなら問題ありません。ノイズを除去するためのエフェクトなども用意されているようで、これでいけそうです。がんばれば曲間ノイズなども綺麗に取り除けそうですね。今日は時間切れなので、また今度やってみたいと思います。


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アナログレコードのCD化 その3 (2006年10月12日)

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2006年10月 4日

アナログレコードのCD化

先日、新しいオーディオラックを買って配線をしながら思ったのですが、私もそろそろアナログのレコードプレイヤーを処分する時期に来ているかもしれません。(遅いって?(^^;) ) 私は中学生の頃にCDプレイヤーを入手したので、レコードはそれ以前に買ったものがほとんどです。CDで買い直したものも多いし、そろそろ決別すべき時かもしれません。

ただ実際には、以前から何度も検討して決断できなかったのも事実です。やはり、もしかしたら聴きたくなるものがあるかもしれないという思いが断ち切れないんですよね(^^;) そこで、処分する前にPCで録音して、CD-Rで残すことを検討しています。幸い今はMacBookがあるので、プレイヤーの近くて作業ができます。(私は自室にPCを置かないことにしている) 理論的にはCDよりハイクオリティで録音しておくことも可能ですよね。例えば24Bitの96KHzとか。大変だけど、残したいのものはそれほど多いわけでもないので、徐々にやっていこうかなと思っています。

というわけで、そのためのケーブルとか、ずっと切れていたレコードクリーナーとかを買いました(^^;) プレイヤーがまだちゃんと動くかどうかはこないだ確認したので、壊れる前にやっておきたいですね。


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アナログレコードのCD化 その2 (2006年10月09日)

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2006年10月 2日

オーディオラックを購入

オーディオラックを購入しました。スピーカースタンド、ヘッドフォン(これは予定外だったけど)に続く、オーディオシステムリニューアル計画の第3弾です(^^;)

以前はよくある金属製のシェルフをラック代わりにしていたのですが、あれって頑丈なのは良いけど、スカスカだから凄くホコリになるんですよね。段数も足りなくなってきたので、ちゃんとしたものを買うことにしました。とはいえ、そんなに高いものは買えません。値段は数万円くらいまで、木製でガラス扉のあるタイプという条件で検討して、HAMILEXのA-1203に決めました。棚板は4枚あって(つまり5つの機器が入る)今はそれで間に合うのですが、近い将来、増える可能性が高いので、追加の棚板も1枚買っておきました。合わせて3万円ほどで購入できました。

ちなみにこれは組み立て家具です。いつもは家具を買うときは完成品を選ぶことが多いのですが、今回は組み立て式であることも条件の1つでした。なぜなら、完成品がそのまま届いても、部屋に入れられない可能性があるからです(^^;) 特にこのラックは重量が50Kg近くあるので、一人で運ぶのは困難です。こういうのは使う場所の近くで組み立てるのがベターですね。

組み立ては非常に簡単でした。まず底板にキャスターをつけて床に置いて、次に側板を付けるのですが、角の内側から45度の角度で留める特殊なネジを使うので、とても簡単です。片側だけつけた状態で(つまりL字型で)自立します。一人でも比較的容易に組み立てが可能だと思います。

このラックは扉がある分、奥行きもかなりあります。世の中にはこのラックにも入らないような奥行きのあるオーディオ機器もありますが、部屋を考えるとこれが限界です。それに、そういう大きな機器はたいてい高価なので、入らないものは買わないようにするつもりです。つまり奥行45cmまでですね。これが私の身の丈ということにしたいと思います(笑)

以前のシェルフはキャスターがなかったのですが、これにはあるので移動も楽です。キャスターは音のためにはよくないのかもしれませんが、これもハイエンド機器を置くわけじゃないし、スピーカースタンドほど影響があるわけでもないので、機能性を優先しました。

さあ、これで準備は整ったので次はやっと中身かな。なんか順番が逆のような気もするけど(笑)

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2006年9月28日

STAX SR-404

16日の日記で「やはりスピーカーからの音じゃないと楽しめない」みたいなことを書きましたが、私にはまだヘッドフォンの未体験ゾーンがあることに思い当たりました。例えば本格的なヘッドフォンアンプ、そしてコンデンサー型のヘッドフォンです。コンデンサー型といえばSTAXが定番(というかほとんど唯一無二の存在?)ですが、昔から高価なイメージがあって、今までまともに検討したことはありませんでした。ところが調べてみると、組み合わせ次第では意外とリーズナブルなようです。先日、深夜にビールを飲みながらネットで情報収集していたところ「これを買えば小さな幸せが得られるかもしれない」という考えに脳が支配され、衝動的に注文してしまいました(^^;)

衝動的とはいえ、機種はちゃんと検討しました。値段を考えると選択肢は限られてしまいます。20万円もするハイエンドのSR-007はどう考えても無理。そうすると次はSR-404 (Signature)になります。これなら実売3万円台です。事実上、選択肢はこの機種しかありませんね。

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コンデンサー型なので本体だけでは使えません。専用のドライバーユニット(アンプ)が必要です。これはちょっと悩みました。SR-404にはSRS-4040Aというセット商品もあって、そのドライバーユニットはSRM-006tAなのですが、この組み合わせだと10万円を超えてしまいます。また、真空管アンプなので使い勝手の面でも不安がありました。そこで1つグレードを落として、ソリッドステートのSRM-313にしました。これだと実売3万円台で、本体と合わせて7万円ほどの出費で済みます。試聴なしの衝動買いでは、このくらいが限界ですね(^^;)


肝心の音は、まだCDを何曲か聴いてみただけですが、素直でクリアなサウンドですね。低音も思ったより出るし、高域はどこまでも伸びていくような余裕を感じます。かといってバランスも悪くない。解像度も高い。値段分の良さは感じますね。エージングが進めば更によくなるはずなので楽しみです。ヘッドフォンはスピーカーの代替にはならないという考えは変わりませんが、音質だけ見れば我が家のどの再生装置よりもハイクオリティです。これに見合った、もっと良いCDプレイヤーが欲しくなりました。

音漏れは大きいとは聞いていましたが、予想以上に大きいです。ヘッドフォンを外して手に持ってみても、それなりの音量で聞こえます。日本語の歌なら何を言っているか聞き取れるほどです。装着時については一人では試せないので分かりませんが、静かな環境で側に誰かいたら迷惑になるのは確実ですね。ただ、この漏れた音がまた凄くハイクオリティ(笑) 非常にまろやかで、こんな小さな音でこんな良い音は聴いたことがありません。どっちかというと、こっちの音に驚きました(^^;)

試聴なしでの購入ということで心配していた装着感も悪くありません。かなり大きくて耳がすっぽり覆われるので、メガネをかけていても問題なさそうです。

おなじみの無骨なデザインは、これはもはや伝統的と言えるのかもしれませんが、見れば見るほどかっこ悪いですね(笑) まあ、プラスチック部分以外には高級感を感じなくもないし、まだ自分が装着している姿は見ていないので今のところギリギリ許容内でしょうか(^^;) 外に持ち出すこともないしね。色はSTAXのホームページにある写真より濃い茶色(チョコレート色)で良い感じでした。

ドライバーユニットはA級アンプということで発熱が心配でしたが、それほど問題なさそうです。奥行きがあるので、ちゃんとラックに入れたいのですが、今のラックでは棚が足りません。やはり新しいのを購入せねば。


関連リンク
オーディオラックを購入 (2006年10月02日)
STAX SR-404 その後 (2006年10月16日)

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2006年9月24日

ユニバーサルプレイヤーを検討

ここのところ何度か書いているとおり、オーディオシステムリニューアル計画を発動中です。アンプ、スピーカー、プレイヤー、どういう順番で買うかはまだ未定ですが、手始めにプレイヤーを検討してみました。私は現在、CDを聴くのにもDVDプレイヤーを使っているので、それをSACDとDVDオーディオも聴けるユニバーサルプレイヤーにリプレースしたいと考えています。

私がユニバーサルプレイヤーを買うにあたって重要視するのは次のような点です。

まず、ユニバーサルプレイヤーであること(^^;) 当たり前ですが、この時点でソニー、パナソニックなど、どちらかのフォーマットにしがらみのあるメーカーは除外となります。これが結構きつい。選択肢が限られます。意地を張るのはやめて、そろそろ両方再生できるプレイヤーを出して欲しいですね。

次に、DVDビデオの再生停止ポイントを記憶してくれる、いわゆるレジューム機能が、複数枚のメディアに対して効くこと。つまり、DVDを途中で止めてディスクを抜いても、そのポイントをDVD何枚分か記憶しておいて欲しいのです。DVDプレイヤーでCDも聴く私にとっては必須の機能ですが、対応しているメーカーは意外と少ないようです。いま使っているソニーのプレイヤーはOKなのですが、ソニーは前述の理由でアウトです。

あとは、SACDのマルチチャンネルにも対応していること。将来、音楽のみのソースを日常的にマルチチャンネルで聴くようになるかどうかは分かりませんが、せっかくDVD用の5.1ch.視聴環境があるんだから、体験してみたいです。

これらの条件に合う、現実的に買える価格(10万円以下?)の機種となるとほとんど選択肢がありません。唯一、すべてを満たしているように思えるのがパイオニアのDV-696AVでしょうか。実際、大人気で入手難が続いているようです。この機種にあえて欠点を上げるとすれば、それは安すぎること(^^;) 実売価格は1万5千円前後というんですから驚きです。これでも3機種あるうちの最上位機種なんですよね。この値段なら悩む必要はないのでとりあえず買ってしまって、クオリティに不満があったら音楽専用機として中級機(ユニバーサルでなくてもOK)を買い足しても良いかな。置き場所の問題があるので1台で済ませたいと思っていたのですが、なかなか難しいですね。

今回いろいろ調べてみて改めて分かったのは、オーディオ趣味の人口はかなり減っているんだなということ。ちょっと寂しいけど、私自身も今まであまり売り上げに貢献してきたとは言えないので、仕方ないですかね(^^;)


関連リンク
ユニバーサルプレイヤー断念 (2006年10月29日)

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2006年9月21日

SACDハイブリッド版を買ってみた

ついにSACD(スーパーオーディオCD)を買いました。といってもハードではなくソフトの話です(^^;) 以前から欲しかったCDがSACDのハイブリッド版(従来のCDプレイヤーでも再生可能)で売っていたので、試しに買ってみたというわけです。

今は普通のCDとして楽しんでおいて、将来SACDが再生可能なプレイヤーを買ったときすぐに高音質を体験できるように、今後もハイブリッド版が存在するソフトは積極的に買っていこうと思っています。プレイヤーを買った後も、ハイブリッド版ならiPodで聴くこともできますしね。

聴いていて思ったのですが、このSACDハイブリッド版のCD層の音って、クオリティ的に普通のCDと比べてどうなんですかね。もちろんデジタルデータ自体は同じなのでしょうが、読み取り精度の悪いプレイヤーなどでエラーが多くなったりしないでしょうか。DVDなんかでも、意外とプレイヤーによる読み取り性能の差がありますからね。比較するには同じアルバムのCD版も買わないといけませんが、さすがにそこまではできないかな(^^;)

ちなみに今回のソフトはクラシックの輸入盤で2,690円だったのですが、CDは(その店にはなかったけど)千円ちょっとで買えるようです。元が安いのでこの値段差も許せますが、例えば5千円と1万円だったら、ちょっと考えちゃいますね。

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2006年9月16日

スピーカースタンドを購入

一昨年の8/19の日記でスピーカーを買い換えたいという話を書きましたが、その後iPodを購入してCDで音楽を聴く機会が激減したこともあって、そのままうやむやになっていました。あれから2年、最近ようやくまたCDを聴くようになってきました。やはりヘッドフォンでは本当の意味で音楽を楽しめないなと感じています。あの、音が部屋の空気を震わせて耳まで到達する自然な感覚は、ヘッドフォンでは得られない魅力ですね。

そんなわけで改めてスピーカーを買い換えたいという気持ちが強くなってきています。今回はスピーカーだけでなくアンプとCDプレイヤー(ユニバーサルプレイヤー)も購入して、オーディオセットを一新したいと目論んでいます。とはいえ、一気に買い換えると楽しくないし予算も厳しくなるので、まず第一段階として、スピーカースタンドを買いました(^^;) 今まではスピーカー自体が数万円クラスの製品ということで、スタンドにあまりお金をかける気にはなれず、小さな書棚をスタンド代わりにしていたのですが、良いスピーカーを買うならちゃんとしたスタンドが欲しいです。宝の持ち腐れは嫌ですからね(^^;)

ただ、私はコタツ愛好者で床(座椅子)に座って音楽を聴く人なので、一般的なスピーカースタンドでは高さがありすぎる場合が多いです。小型で低いもの、更に低価格となると選択肢は限られてきます。ネットで調べて若月製作所のST-100Bにしました。高さ45cmでちょうどいい感じです。定価は16,800円ですが、1万円ちょっとで買えました。数万円のスピーカーで使うとなると、このくらいの値段が精神的限界ですね(笑)

以前と同じ場所に設置してCDを数枚ほど聴いてみましたが、以前よりニュートラルな感じで高域が良く出るようになりました。ただ、以前の中〜高域がちょっとブースト気味のサウンドはそれはそれで好みだったので、ソースによっては物足りなくも感じます。ジャズのハイハットなどは気持ちよくて聴くのが楽しくなりましたが、ヴォーカルものはちょっと苦手になったかな。音は明らかに変わりましたが、良くなったかと問われると微妙な結果ですね。見た目がすっきりしたというメリットはありますが、まあ、もうしばらく聴き込んでみましょう。

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2006年9月11日

AQUOS LC-32BD1

リビングルーム用に液晶テレビを買いました。サイズは32インチに決めていたので、近所のJoshinで比較検討してシャープのAQUOS LC-32BD1に決めました。ちなみにお金を出したのは親です(^^;) 私はほとんどリビングでテレビを見ることはないので。

個人的にはDVDレコーダーで失望させられたシャープの製品を買うは嫌だったのですが、使う人の決定に従いました。リモコンのレスポンスをはじめ、不満になりそうなところはちゃんとチェックしてから買ったので、まあ問題ないでしょう。DVDレコーダーなどと違ってシャープの液晶テレビは評判が良いですしね。値段も近々後継機種が出るようで、思ったより安く15万円ほどでした。32インチはこの1年でかなり安くなりましたよね。

1年前に購入した私の自室のテレビが26インチですが、やはり32インチは大きいです。この大きさだとハイビジョンの美しさに比べて、CS(CATV経由)の画質の悪さがもの凄く目立ちます(^^;)

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